資格取得サラリーマンの気まぐれblog

Kachi's Blog

配られたカードで勝負する。それが人生だ。

【借金は悪なのか?】今しかできないことを最優先にしよう〜お金はあとでなんとかなる〜

 

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どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!

借金と聞いてどのようなことをイメージしますか?

☑️ 絶対に借金はダメだと親に言われてる

☑️ 実際に借金していて返済中だ

☑️ いい借金って自己投資とかでしょ?...etc

このように、”借金”と聞くとマイナスなイメージが先行するかも知れません。

個人的にも概ね同意で、「できれば借金はない方がいい」と思っています。

ただ一方で、「借金してでも欲望を叶えたほうが幸せ」なこともあります。

そこで今回は、「借金は悪なのか?」をテーマに、”今しかできないこと”の重要性を考えてみたいと思います。

それでは、さっそくいってみましょう!

この記事を書いた人
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Kachi@仕事&子育て&資格

 

早稲田大卒。東証一部上場企業の営業マン。1児の父。

仕事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。

日々の学びを週2回ブログ(土日更新)で発信しています。

目標は士業として独立すること。

趣味はホテルステイ。アメックス・プラチナ特典をフル活用。


【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート

【勉強中の資格2021】
・社会保険労務士
・簿記2級

 

「いい借金」と「悪い借金」の違い

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まずは、いい借金と悪い借金について考えてみます。

一般的に言われる借金とは、”キャッシング”や”リボ払い”がわかりやすいと思います。

ATMで簡単にお金を借りることができたり、クレジットカードの支払い額を定額したりできるので、お金に困ったときに頼りやすい存在です。

一方で、非常に高額な金利を支払う必要がありますので、資金計画をしっかり立てないと、自己破産となってしまうリスクを抱えているので注意が必要です。

これらは”悪い借金”として非常にイメージがしやすいと思います。

 

では、”いい借金”とはどんなものなのでしょうか。

正直、定義が難しいので、ふたつの側面から考えてみます。

 

まずは”資産額が増える場合”をみてみましょう。

【例えば...】

2,000万円の中古物件を購入するために2,500万円を借金する。

リフォームに500万円かけて3,000万円で売却できた。

このように、資産を増やすチャンスがあるにもかかわらず、資金不足が理由で挑戦できない場合、借金してでもお金を準備するのはアリだと思います。

金利を差し引いても資産額は増えますからね。

 

もう一つ、”経験に投資する場合”をみてみましょう。

【例えば...】

大学在学中、弁護士資格を取るために1000万円を借金する。

司法試験に合格後、独立して借金を全額返済できた。

このように”今しかできないこと”のために借金をするのもアリだと思います。

お金が理由で何かを諦めるなんてもったいなさすぎますからね。

 

ただ、ここで注意点があります。

資産額を増やすための借金は素人が手を出すと大怪我する可能性があるということ。

詐欺案件にひっかかって借金だけが残るなんて最悪です。

また、やりたいことのために借金するのはOKですが、借入額については慎重な判断が必要です。

絶対に返済できない額を借りてしまったら、その時点でゲームオーバーだからです。

 

そこで、借金するかどうか迷っている場合のチェックリストを考えてみました。

✅ 経験への投資である

✅ 借金は金利が発生することを十分に理解している

✅ 借入額が大きすぎない=余裕を持って返済できる額である

個人的な意見になりますが、上記3つの条件をクリアしているのなら、借金してもOKだと思います。

お金は稼げばなんとかなりますが、失った時間は絶対に取り返すことができないからです。

借金してでも行きたかった新婚旅行

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私の人生で初めての借金は、家でも車でもなく新婚旅行です。

資産額が増加するわけでもなく、その後の収入が上がるわけでもないのに、なぜ?と思われるでしょう。

理由は単純で、どうしても行きたい場所があったからです。

「贅沢するために借金なんておかしいでしょ」

という意見は重々承知です。

むしろ、これでもかというほどに、自分に対して合理的な意見をぶつけまくった結果です。

 

会社員をしていると、長期で休みをとれる機会というのが本当に少ないです。

夏季休暇や年末年始で休むことはできますが、悠々自適な海外旅行をする余裕はありません。

そんな中、結婚休暇で2週間ほど休みは取れることがわかったので、「この機会を逃すわけにはいかない」と思ったのです。

また、普段の旅行と違い、新婚旅行となれば代金が高額になります。

現金がなかったわけではないのですが、預貯金のほぼ全てが株式に投下されていたこともあり、お恥ずかしながら雀の涙でした。

こういった背景もあって、「お金はないけど、どうしても新婚旅行に行きたい」という感情論が合理的な意見を力技でねじ伏せて、借金をするという結論に至ります。

 

借金をする上で注意したことは以下の通りです。

✅ 借入額をボーナスと貯金で一括返済できること

✅ 借入先は低金利の銀行とし、キャッシングやリボは禁止

自分の収入を考慮して、余裕を持って返済できる額を借り入れました。

借金返済のために生活の満足度を落としたくなかったからです。

また、借金には金利が発生しますので、限りなく低金利の銀行を選びました。

キャッシングやリボは論外ですね。

銀行からの借入と聞くと難易度が高そうに思えますが、会社員の社会的信用というのは思っているよりも高いです。

いくつか条件がありましたが、申し込みから1週間後には希望額の融資を受けることができました。

今しかできないことを最優先しよう!お金はなんとかなる!

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一般的に借金と聞くと悪いことのように思われますが、モノは考えようでうまく活用することができれば、人生の幸福度を高めることができます。

私の例で恐縮ですが、借金をしなければ2週間の長期休暇を利用して新婚旅行に行くことはできませんでした。

「お金を貯めてから行けばいいじゃないか」

「いまあるお金で行けるところにいけよ」

という意見もあろうかと思います。

たしかにその選択肢もありましたが、あえて借金をしたことで、「宝くじが当たったら老後に豪華クルーズ旅行したい」という夢が20代で叶ったのです。

 

結果論になってしまいますが、もしお金が貯まるまで待っていたら感染症の蔓延によって未だに行けなかったでしょう。

今あるお金で旅行先を選んでいたら、箱根の温泉旅館が限界だったと思います。

箱根にはお気に入りの宿がいくつかありますが、新婚旅行でなくても行けるという点では、少なからず後悔が残ったことと思います。

 

豪華クルーズ旅行では、船内で日本人の老夫婦3組と遭遇しました。

船内で何回か食事を共にするなかで、「借金して新婚旅行に来たこと」を打ち明けてみました。

諭されるかと思いきや、「それは絶対に正解だよ。この年齢になれば君たちよりたくさんお金はあるけど体力がまったくない。若い頃にこのクルーズ船に乗れていたら私の人生は変わってたね。若いうちにいろいろな経験をすることにお金を惜しんではいけないよ。」と借金を正当化してくれたのです。

 

もちろん、生活費の補填とか物欲に負けた浪費は好ましくないですが、「計画的な借金」なら許される場合があると知れたのは大きな収穫でした。

異国の地での出会いだったこともあってか、私たちのことを孫のように可愛がってくれたのが嬉しかったですね。

老夫婦のみなさんとは、帰国してからもときどき連絡を取っています。

全国各地にお住まいなので、感染症が落ち着いたら会いに行きたいですね。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

借金は悪いイメージが先行しがちですが、場合によっては借金をした方が幸せになれることもあります。

私の場合は新婚旅行でしたが、人によってそれが家であったり、車であったり、学費であったりするかも知れません。

何が正解ということはありませんので、「今しかできないこと」のためにお金を借りてみるのも策としてアリかも知れません。

ただ、絶対に気をつけて欲しいのが、借金は借金ということです。

お金を借りるわけですから金利を支払う必要がありますし、返済できなければ大切な人に大迷惑をかけてしまうかも知れません。

浪費との区別がつかずに自分の収入以上の額を借り入れることだけはやめてくださいね。

キャッシングやリボ払いも絶対だめですよ!

 

少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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では、また!