資格取得サラリーマンの気まぐれblog

Kachi's Blog

配られたカードで勝負する。それが人生だ。

【備忘録】子育てしながら社労士試験を終えて思うこと

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どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!

先日、8月22日(日)に社労士試験を受験しました。

1発合格を目標に勉強してきましたが、結果は惨敗。。。

合格率1桁台の難関資格たる所以を痛感しましたね。

合格発表を待つまでもなく、来年への準備ができるという意味ではよかったのかも知れません。笑

受験を終えて、いろいろ思うところがあったので、忘れないうちに書き残しておこうと思います。

不合格の原因はなにか?

受験を終えて早々に不合格を確信しました。

原因は「圧倒的な勉強不足」につきます。

社労士試験の勉強ボリュームを甘く見ていましたね。

✅ 労働基準法

✅ 労働安全衛生法

✅ 労働者災害補償保険法

✅ 雇用保険法

✅ 労働保険徴収法

✅ 健康保険法

✅ 国民年金法

✅ 厚生年金保険法

✅ 労務管理その他の労働に関する一般常識

✅ 社会保険に関する一般常識

パッと見ただけでも吐き気がするようなボリュームです。笑

ただ、勉強好きな私からすると、知らない知識が増えていくことが楽しくて仕方ありませんでした。

実際の職場をイメージできたのも勉強を継続できた要因のひとつかも知れません。

 

しかし、途中であることに気がつきました。

「テキストの内容はよくわかる。でも、問題として出題されたら解ける気がしないぞ。」

 インプットが楽しくてどんどん教科書を読み進めていたものの、「試験で使えるレベル」にまでは仕上がっていなかったのです。

”「わかる」と「できる」は違う”とはまさにこのことだなと思いました。

 

これまでを振り返れば受験の経験はたくさんありました。

高校受験に始まり、大学受験、就職試験、資格試験といくつも経験しています。

運よく合格できたものが多いですが、共通しているのは圧倒的に量をこなしたことです。

 

高校・大学受験では過去10年分の過去問と複数社の予想問題を何回も解きました。

試験当日には「解けない問題はないレベル」まで仕上がっていたと思います。

また、行政書士試験に合格した時も同様で、「これで落ちたらみんな不合格だ」と思えるくらいまで追い込みました。

一方、社労士試験ではインプットに偏った勉強となってしまいました。

理由はいくつもありますが、実生活で役に立つ知識が多く、楽しさが先行してしまったからです。 

 

「怪我で休んだら、このくらいお金がもらえるんだ」

「長期間の入院が必要になってもこれくらいの出費なんだ」

「年金額の計算ってこうなってたんだな」...etc

 

金融資産運用や税金制度についてもそうですが、日本にはこんなに手厚い社会保障制度があるのに学校では全く教えてくれません。

「こんなに大事なことならもっと早くから教えてくれよ!」と半ば興奮しながら勉強していました。

 

「実生活で役に立てること」と「試験に合格すること」では目的が全く異なります。

目的が異なれば手段も異なるわけです。

インプットに偏った勉強で、問題演習量が圧倒的に少なかったのが最大の敗因だと思います。

仕事&子育てとの両立はめちゃくちゃ大変

今回は、仕事&子育てとの両立を目指して、勉強を続けてきました。

結論、めちゃくちゃしんどいです。笑

 

もう一回言います。

めちゃくちゃしんどいです。笑

 

1番大変だったのは「気持ちの整理」です。

✅ 仕事も頑張りたい

✅ 子育ても頑張りたい

✅ 社労士も1発で合格したい

どれも手を抜きたくない「完璧主義」な性格が仇となりました。

「どうしてもこの仕事は今日中に仕上げたい」と思い、残業をする日もありましたが、決まって「子育て」と「勉強」のことが頭をよぎります。

 

「定時に帰れていれば子どもとお風呂に入れたな」

「定時で帰れていれば3時間は勉強できたな」...etc

 

こっちを立てればあっちが立たずといった具合です。

子どもと遊べば「仕事」や「勉強」が気になり、勉強していれば「仕事」と「子育て」が気になる毎日。

頑張っているはずなのに、全くその実感が得られないまま、時間だけが過ぎていくような気がして、もう諦めようかなと何度も心が折れました。

 

今回の学びとして、何かを両立しようと思ったら完璧主義は捨てるべきだと思います。

1日は24時間しかないので、やることを増やせば増やすだけ、ひとつのことにかけられる時間は少なくなります。

仮に1日10時間勉強したいなら、仕事と子育ては放棄するくらいの覚悟が必要ということです。

 

ただ、実際はここまで極端なことはできないので、「柔軟性を持った計画」が有効かと思います。

【例えば...】

 

✅ 毎朝5時に起きて勉強する

✅ 出社までは家事&子育てをする

✅ 平日9時〜18時は仕事に集中する。

✅ 定時帰宅して21時までに子どもを寝かしつける

✅ 21時からは勉強時間にする

✅ 土日のどちらかは勉強予定を入れない

こんな感じですかね。

「この時間は〇〇をする時間」と決めてしまえば、精神的にも楽ですからね。

どんなに緻密なスケジュールも確実にズレていきますので、どこかで調整できるように余力を持たせておくことも重要かなと。

仕事と子育ての両立だけでも大変なのに、資格試験の勉強まで追加する私は変態なのかも知れませんが、家族の協力なくしてはどうにもなりません。

私のわがままに付き合ってくれている家族のためにも、来年こそは絶対に合格したいと思います。

まとめ

2021年の社労士試験は不合格が確実という結果に終わってしまいました。

圧倒的に問題演習の量が足りず、本試験で使える知識が不足していたことが原因です。

また、仕事&子育てと勉強を両立したいという完璧主義な性格が仇となり、時間的にも精神的にも苦しい挑戦となってしまいました。

資格試験への挑戦にはたくさんの時間とお金が必要です。

「家族のために使った方が幸せなのではないか?」と何度も思いましたが、やはり「挑戦してみたい」という気持ちの方が強いというのが現状です。

私のわがままに付き合ってくれる家族のためにも、来年こそは確実に合格できるように入念に準備を進めていきたいと思います。

*家族とのリフレッシュ旅行も忘れずに!

では、また!

この記事を書いた人
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Kachi@仕事&子育て&資格

 

早稲田大卒。東証一部上場企業の営業マン。1児の父。

仕事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。

日々の学びを週2回ブログ(土日更新)で発信しています。

目標は士業として独立すること。

趣味はホテルステイ。アメックス・プラチナ特典をフル活用。


【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート

【勉強中の資格2021】
・社会保険労務士
・簿記2級