どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!
そろそろ大学入試の時期ですね。
人生を賭けて勉強していたことを思い出すので、何歳になってもこの時期はドキドキしてしまいます。笑
最近、「苦手科目の対策はどうしたらいいですか?」という質問を頂いたので、これに回答していきます。
個人的には「苦手科目を捨ててみるのもあり」だと思っています。
ただ、闇雲に捨てればいいというわけではなく、「戦略を持って捨てるべき」という点には注意が必要です。
- 苦手科目が足を引っ張っている
- どう考えても間に合わない
- そもそも大学受験って難しすぎじゃない?
このような疑問をお持ちの方は最後まで読んで頂けると幸いです。
それでは早速いってみましょう!

Follow @KlG58Od2vxg1rZ6
早稲田大卒⇨1部上場企業の営業マン。仕事・家事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。
日々の学びを週2回ブログで発信しています。目標は士業として独立すること。
アメックスプラチナの特典を利用して、家族と優雅な休日を過ごすのが趣味。
【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート
【勉強中の資格2021】
・社会保険労務士
・簿記2級
そもそも大学受験は難しい!
最近は、高校を卒業した学生の半分以上が大学へ進学しています。
この影響もあってか、「大学は進学できて当たり前」というイメージがあるかもしれません。
ただ、実際のところは入学試験を突破できずに、浪人をして再チャレンジする学生も大勢います。
要するに、「大学受験は思っている以上に難しい」ということです。
自分だけ苦労しているのでは?と不安に思うかも知れませんが、みんな苦労して受験勉強をしているので安心してください。
(*余談ですが、高校時代の同級生に、とんでもなく優秀なやつがいました。授業はいつも爆睡しているのに成績はいつもTOP5以内。平気な顔で東大法学部へ入学、外資系企業でインターンを経験、卒業後は法務省へ。こんなやつと比較したら心がもたないので、自分は自分と割り切りましょう。)
それともう1点。
大学受験においては、目指すゴールは同じでもスタートラインが違います。
「どういうこと?」と思うかも知れませんが、受験勉強を始めた時点ですでに学力に差があるということです。
開成高校や灘高校といったスーパーエリートたちは、中高一貫なので高校入学と同時に試験問題の演習を始めます。
一方、私のように普通の公立高校へ進学すると、高校1年生のカリキュラムから授業が始まります。
野球に例えるなら、自分が素振りをしているとき、ライバルは練習試合で実戦経験を積んでいる感じです。
この差はとんでもなく大きいです。
大学受験は、「勉強の全国大会」ですので、スーパーエリートに勝つ気持ちで勉強しなければ合格はありません。
「高校3年間で学ぶ範囲を網羅するのでさえ大変なのに、他の受験生よりも高得点を取らなければならならない。」
こんなの難しいに決まってます。
自分だけではなくみんな難しいと思っているはずですので、安心してください。
苦手科目は克服すべきか?
学校の先生は「苦手科目を克服しましょう」というアドバイスをしますよね。
今は違うかも知れませんが、少なくとも私が受験生時代はそうでした。
テストのたびにこれでもかというほど言われたのを思い出します。笑
確かに苦手科目を克服することは合格への近道になります。
でも、個人的にはこれは理想論だと思います。
言われた通り、苦手科目を克服できるなら誰も苦労しないからです。
全科目を満遍なく勉強してもなお、苦手科目ができてしまうから悩むんです。
私も同じような悩みを抱えていたので気持ちはよくわかります。
という方に朗報です。
苦手科目は思い切って捨ててOKです。
得意な科目だけに絞ってひたすら勉強しましょう。
という声が聞こえてきそうですが、苦手科目を捨てた私でも無事合格できましたので大丈夫です。(*気合いは必要ですよ)
ただ、闇雲に苦手科目を捨てればOKというわけではありません。
「戦略を持って捨てる」ことが重要ですので、解説していきます。
苦手科目を捨てる条件
さて、ここからは本題の「苦手科目を捨てる条件」について解説していきます。
細かい点はいくつもありますが、以下の3点を押さえれば概ねOKだと思います。
志望校の受験科目ではないこと
当たり前ですが、志望校の受験科目を捨ててはいけません。
どの学校、学科でも必修科目になっている「英語」を捨ててしまうのはNGということです。
捨てるべき科目は、「受験に必要がない科目」です。
私は、高校2年生まで某国立大学を目指していましたが、苦手科目の数学・物理・化学がネックでした。
受験までに間に合わせればOKと楽観視していましたが、部活や文化祭など勉強以外い力を入れすぎた結果、高校3年生の春になっても一向に改善に兆しが見えなかったのです。
どう考えても受験に間に合わないレベルだったので、「数学、物理、化学は捨てる」ことを決断し、志望校を某国公立大学から早慶上智へ変更しました。
私立文系学部であれば、「英語、国語、社会」の3教科で勝負ができるからです。
全教科を対策して国公立大学を狙うのは本当に素晴らしいことですが、私のように明らかに間に合わない場合、受験科目を絞って私立大学を受験することも1つの戦略になりえます。
得意科目は誰にも負けないこと
「苦手科目を捨てる」ということは、一点突破をするということです。
私の場合「英語、国語、社会」の3科目ですね。
「3科目しか勉強していないのだから誰にも負けてはいけない」という気持ちで勉強していました。
高校3年生時にはこの3科目以外を勉強した記憶がありません。笑
ここでのポイントは、絞った科目(私の場合は3科目)のうち最低1科目は全国1位を目指すということです。
3科目とも平均点では受験科目を絞った意味がないからです。
早慶上智のような難関校の試験問題は極めて意地悪なので、こんなの習ったことないぞ?という問題が平気で出題されます。
基本問題は当たり前のように全問正解しつつ、このような問題でいかに正解できるかが勝負になります。
平均点の少し上を目指すような勉強では全く歯が立ちませんのでそれなりの覚悟が必要です。
全国トップレベルの科目が1つでもあると、合格に近づくことはもちろん、心の余裕にも繋がります。
周りの批判は気にしないこと
苦手科目を捨てると周りから批判されることがあります。
「全教科勉強しなくてどうするんだ」
「苦手なことから逃げちゃいけない」
「そんな姿勢じゃどの大学も受からないぞ」
これらは私が高校3年生時に学校の先生から耳にタコができるほど言われた言葉です。
学校のカリキュラム上、全教科勉強しないといけないのはよくわかります。
ただ、早慶上智を目指すと決めた私には、数学や物理を勉強している余裕はありませんでした。
数学や物理の授業中は、ひたすら英語や国語の過去問演習をしていました。
全く授業を聞いていないので、期末テストの点数はいつも1桁です。
毎回、補習授業の対象になりましたが、その授業中ですら過去問演習をする始末です。
(補習テストに合格するまで付き合ってくれた当時の先生方には頭が上がりません。。。)
この時期は本当に辛かったですね。笑
完全アウェー状態で受験勉強をしていたわけですが、両親だけは私を応援してくれました。
「国公立から私立へ志望校を変更する=学費が数倍になる」にも関わらずです。
「自分が後悔しないようにやれるところまでやりなさい」との言葉は本当にありがたかったです。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
大学受験において「苦手科目を捨てること」は1つの戦略だということを解説しました。
どうしても国公立大学へ進学したいのであればこの作戦は使えませんが、私のように科目を絞って早慶上智のような難関校を目指してみるのもありだと思います。
繰り返しになりますが、「苦手科目を捨てる」ならそれ相応の覚悟が必要です。
全国1位になるくらいの覚悟で、空いてる時間は全て勉強にあてましょう。
周りから批判されるかもしれませんし、思うように成績が伸びない時期も経験するはずです。
苦しい時期を過ごすことになりますが、合格通知を見ればそんなもの全て吹き飛びますよ。
みなさんの合格を祈っています。
頑張ってください!
少しでも参考になれば幸いです。
では、また!

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・簿記2級