今回は、なんとも悲しいタイトルで記事を更新したいと思います。
私は1年に1つは資格を取ると決めて勉強をしているわけですが、みなさんはどのようなモチベーションで勉強をしていますか?
- 会社から取れと言われて渋々
- やりたい仕事をするには資格が必要だから
- リストラされた時の保険
資格取得の背景には色々な事情があると思います。
実際、資格取得をしたからといって給料が上がるわけではありません。
なぜ、給料があがらないのか?それでもなぜ、資格を取るのか?
これらについて私の考えをまとめてみました!

早稲田大卒⇨1部上場企業の営業マン。週3日(水・土・日)更新のブログでは、資格試験の勉強で得た、社会生活で役立つ知識(法律や税金・資産運用など)や勉強法を発信しています。
【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート】
【勉強中の資格2020】
・宅地建物取引士
・簿記2級
なぜ給料があがらないのか
勤務先によって異なるでしょうが、本業と資格の内容に関連がない場合は、給料が上がらないケースが多いように思います。
一方で、
- 金融機関に勤務している方がFPや簿記を取る
- 不動産関係に勤務している方が宅建を取る
このように、資格と業務がマッチしているような場合には、昇給の可能性があります。
私の場合、本業と関わりのある資格というのが、大学入学の際にしっかり学部を選ばないと取得が難しい国家資格ばかりです。
もちろん、本気で取り組めば取得できないことはありませんが、ただの営業マンの私には使い道がないというのが、正直なところです。
それともう一点。
そもそも資格を取ったからと言ってすぐに仕事ができるわけではありません。
医師国家試験に合格した翌日から手術を担当したり、司法試験に合格した翌日から裁判所で弁論したりすることがないのをイメージしてもらえればわかりやすいと思います。
その資格に値する知識は合格によって証明できますが、仕事の出来については実務経験を積んでいくしかありません。
したがって、資格を取ったからと言って給料を上げると言うのは、企業側からすると人事制度には組み込みにくいというのが実際のところだと思います。
それでも資格を取る理由
サラリーマンである私が給料も上がらないのになぜ資格を取るのか?
私の場合は、勉強のモチベーションをたもつためです。
勉強を継続する上で最重要なのは、継続できるかどうかです。
勉強内容が難しくて飽きる場合もあるでしょうし、問題をどんなに解いても点数が上がらなくてやる気を失うこともあると思います。
ただ、継続できない理由がこれらであれば、解決策はあります。
入門編の漫画を読んだり、問題のレベルを下げたりして、徐々にステップアップしていけばよいのです。
ただ、勉強よりも楽しい誘惑に負けてしまった場合、もはや継続は不可能です。
勉強するよりも、YouTube見たり、遊びに出かけたり、友達と電話したりしてる方が楽しいですよね。
これは、私も激しく同意します。笑
勉強の息抜きで、10分だけYouTube見て戻ってこれる人が何人いるでしょうか。
私は10分で勉強に戻れる自信はありません。笑
おそらく1時間くらいYouTubeを見て、
「あーもうこんな時間になってしまった。また明日がんばろ。」
とその日の勉強は終わりにしてしまうと思います。
このような誘惑に負けないため、資格試験に合格するという目標を立てたというわけです。
受験を決めたその時から、試験日までのカウントダウンが始まります。
残り日数で実力を合格点まで持っていくため、勉強スケジュールを逆算します。
試験日が近づいてくるにつれて、不合格になりたくないという気持ちが強くなります。
どんなに簡単な資格だとしても、合格と不合格どちらがいいかと問われれば、誰しも合格と答えるはずです。
「今、遊んでしまって不合格になるくらいなら、しっかり勉強しよう。」と気持ちをリセットできるのです。
目指す資格を選ぶ基準
勉強のモチベーションのためとはいえ、自分の人生で全く役に立たない資格を取っても意味がありません。
ここでいう、役に立たないとは、
生活をしていく上で必要ない、かつ、興味が全くないこと
と自分なりに定義しています。
役に立たないのに無理に勉強するなんてもはや修行です。
生活していく上では必要ないけど興味はあるというものは、受験対象にしています。
ちなみに来年以降、世界遺産検定を受験しようと思っています。
もともと旅行が好きで世界遺産巡りをしていたので、絶好の検定試験です。
正直、世界遺産の勉強をしたところで、日々の生活が良くなるわけではありません。
会社でいきなり世界遺産クイズが出されることもありませんし、世界遺産検定1級の人はスーパーでの買い物が割引です!みたいなこともないわけです。笑
受験する動機は興味があるからです。
一方で、経済や法律、ITに関する資格は、日々生活していく上で、役に立つ知識を体系的に学ぶことができます。
例えば、FPの勉強すると、保険、税金、投資、不動産、相続などを幅広く学ぶことができます。
これらの知識はなくても生きていけますが、知識があるとよりベストな選択ができるはずです。
サラリーマンをしていて思うのは、社会の仕組みを知らない人が多すぎます。
所得税と住民税、社会保険料などは毎月給料から天引きされますが、天引きされる金額が多すぎると会社に文句を言っています。
会社は源泉徴収というシステムのもと、回収業務をやらされているだけで、会社の懐にお金が入っているわけではないのです。
FPの勉強をきちんとしていればこんな文句は出てこないはずです。笑
これらはあくまで一例ですが、私が取得を目指す基準は役に立つかどうかです。
個人的な独断と偏見で役に立つと判断できるものについては、今後も積極的に受験していこうと思っています。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
特定の場合を除いて、資格を取ったからといって給料は上がらないという悲しい事実をお伝えしました。
「給料上がらないなら意味ないじゃん!」
と思う方は資格の勉強なんてやらなくてOKです。
仕事に全力を注いだり、副業を始めた方が収入が増える可能性が高いからです。
「何か勉強したいけど続かない。。。」
という方にはぜひ資格取得を勉強のモチベーション維持に利用することをおすすめします。
一度でも合格を経験すると、次も頑張ろうという好循環に突入できます。
どんなに簡単な試験でも大丈夫です。
まずは成功体験を得ることが大切です。
では、また!