【理想を現実に】転職か？異動か？起業か？普通の営業マンが海外ビジネス担当になるまで

どうも！Kachiです！

突然ですが、皆さんは「将来のキャリアプラン」をどう考えていますか？「同期の誰よりも早く出世したい」とか「商品開発やマーケティングを担当したい」とか「出世なんかよりも転勤なしで地元で暮らせることが最優先」...etcいろいろな考えがあると思います。

年に一度は勤務先と面談する機会がある方も多いのではないでしょうか。私は国内市場を担当する営業マンとしてキャリアをスタートさせましたが、現在は海外ビジネスを担当しています。業務内容は幅広く、事業企画はもちろん商品開発やマーケティング、営業戦略立案など多岐にわたります。

就活をしていたころから理想としていた職種に恵まれたわけですが、その過程ではどんなことを考えていて、どんなことに取り組んできたのか、「ごく普通の営業マン」が「海外ビジネス担当」になるまでの経緯と合わせてご紹介したいと思います。今後のキャリアに悩まれている方にとって少しでも参考になれば幸いです。

「ごく普通の営業マン」としてキャリアをスタート
キャリアについて真剣に考えたきっかけは「家族が増えたこと」
努力を怠らず、信頼を大切に、夢を語る
まとめ：念願の海外ビジネス担当に

「ごく普通の営業マン」としてキャリアをスタート

私は、ど田舎の出身で、高校までは地元の公立校に通っていました。都会の受験戦争とは無縁の世界を生きていたわけですが、大学受験の際に、初めて全国の秀才たちの存在を認識します。勉強はそこそこできたはずなのに、全国模試を受けたら自分より上が何万人もいたのです。そこから一念発起して勉強に打ち込んだ結果、なんとか第一志望の大学には受かりました。入学後も勢いそのままに勉強を継続すればよかったものの、大学生活を楽しみすぎてしまい、あっという間に就活に。ただ、ここでも奇跡的に内定を獲得し、誰もが知るような大企業への就職が決まりました。

今でも思いますが、大学受験といい、就活といい、奇跡としか言いようがないほどの幸運に恵まれました。過去の自分が全く努力をしていなかったかというと、それは嘘になります。自分なりに寸暇を惜しんで精一杯努力をしたつもりです。ただ、自分よりも明らかに優秀で、努力もしているはずなのに、望むような結果を得ることができなかった友人をたくさん知っています。それはなぜなのか？と問われれば、運がなかったと答えるほかありません。

入社後は、国内市場を担当する営業マンとして配属されました。就活時や配属前の面談では「商品企画やマーケティングを担当したい」と希望を出していました。理由は単純で「なんとなくカッコ良さそうな職種」だから。今思えば思考が浅すぎて恥ずかしいですが。笑　結果的に希望とは異なる配属となったわけですが、社会人としてスタートできるというワクワク感と大企業に就職できたという満足感のおかげで、何の躊躇いもなくキャリアをスタートさせることになりました。

キャリアについて真剣に考えたきっかけは「家族が増えたこと」

営業マンとして平々凡々な毎日を送っていた私に転機が訪れます。当時はまだ26歳でしたが、お付き合いしていた方と結婚をすることになったのです。今までは一人で自由気ままに暮らしていたわけですが、家族が増えるとなると話は別です。社会的にも一人前の振る舞いが求められますし、何かとお金もかかります。私生活はもとより、仕事への向き合い方を考えなおす良いきっかけになりました。

特に仕事については真剣に考えましたね。職務内容もそうですが、給与面や条件（転勤の有無等）など、「家族で幸せに暮らしていくために優先度が高いものは何か」何度も話し合いました。我々家族が出した結論は、「ある程度の給与水準は確保した上で、なるべく転勤は少ない方がいい。万が一望まない辞令が出た場合、転職をしてでも家族との時間を優先したい。」というもの。都合が良すぎる条件なのはわかっていますが、これがベストとなればあとはやるしかありません。どんな辛かろうがやるしかないんです。私はここで完全にスイッチが入りましたね。笑

それからは、「社内異動・転職・起業を視野に入れたスキルアップを図ること」という大前提のもとに、日々の業務に打ち込みながら、転職活動と勉強をこなすというサイクルに突入しました。詳細は別記事に譲りますが、結果としては、「営業マンとしては販売成績で全国1位、転職活動では内定獲得、勉強では行政書士試験に合格」することができました。成功の秘訣は「できるまでとにかくやるんだ」という気合いですね。全くロジカルではない根性論ですが、結果が出るのはこういうガムシャラなパターンだったりします。笑

努力を怠らず、信頼を大切に、夢を語る

自分の理想のキャリアプランを達成するために必要なことは至ってシンプルだと思います。当たり前のことを当たり前にこなし、周囲からの信頼される言動を心がけ、自分の夢や目標を口にすること。周りから冷たい視線を浴びることもあるかもしれませんが、そんなことは関係ありません。世の中、必ず評価してくれる人はいます。見てくれている人は見てくれています。あとは自分がやるかどうかだけなのです。

営業マンとして全国1位を目指したのは「会社に人事異動の希望を出すため」です。現職で結果が出ていない人間の希望を通すほど会社は優しくありません。逆に、現職で十分な成果を挙げていて、人事異動を希望する理由としてロジックが通っていれば、会社は希望を叶えてくれると考えました。「そんなにうまくいくわけないじゃん」と思われる方もいるでしょう。なぜなら、私も同じことを思っていたから。笑　だかこそ、万が一にでも会社にNOを突きつけられた場合に備えて、転職活動を並行して進めていたわけです。それに、現職で結果の出ていない状態で転職活動をする場合、アピールポイントがなくて苦しい戦いを強いられることが予想できたので、営業成績で全国1位を目指すことにはなんの躊躇いもありませんでした。とにかくがむしゃらやるだけ。

転職活動をしていたのは、「自分の市場価値を知るため」と「いつでも転職できるように準備するため」です。前述の通り、「現職で結果を出したのに人事異動の希望が通らなかった場合」に備える必要がありました。ただ、転職活動をしようにも「自分の市場価値」がわからなければ話になりません。自分の希望条件が、控えめなのか、妥当なのか、高望みなのか、判断がつかないからです。だからこそ、転職エージェントの活用は必須になります。転職市場のトレンド（この業界は勢いがある、今は売り手市場だ、キャリアチェンジする際の注意点、転職活動のいろは...etc）は流動的で移り変わりが激しいです。自分だけでこれらの情報をアップデートするのはかなり厳しいので、素直に転職のプロのサポートを受けましょう。一方で、「転職エージェントの必要性はわかったけど、すぐに転職を勧められそうで嫌。」という人もいると思います。そんな方には、JACリクルートメントがおすすめです。すぐに転職を勧めてくる強引さは全くなく、転職活動ビギナーの私でも問題なく利用できています。そもそも転職活動ってなに？というところから、職務経歴書やエントリーシートの添削まで、丁寧にサポートしてくれます。「今すぐじゃないけどいつかは転職することがるかもしれない」といったような長期的な転職プランでも親身に相談に乗ってくれます。

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最後に、行政書士試験の合格を目指していたのは、起業するなら専門職として独立したかったから。「社内異動も転職も失敗した場合」、選択肢としてはフリーランスとして独立することも視野に入れていたからです。よく行政書士は稼げないという意見を目にしますが、私はそうは思いません。なぜなら、稼いでいる人は稼いでいるから。行政書士は受験資格に制限がなく、1年くらい勉強すれば合格が視野に入る国家資格で、街の法律家とも言われています。「独占業務を軸にいろいろな事業展開ができそうだな」と感じていたので本気で勉強を始めました。結果的に2年かかってしまいましたが、なんとか独学で合格することができました。ただ今思えば、「資格スクールを活用して効率よく合格するのが最適解だな」と思います。「アガルートアカデミー」や「フォーサイト」などの通信講座がおすすめです。これから勉強を始める方は、時間軸をよく検討してみてください。個人的には多少お金がかかっても「短期間で確実に合格する」方がメリットが大きいように思います。

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