どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!
今回は行政書士試験の受験を検討されている方に向けての記事になります。
行政書士試験は合格率が10%程度の難関試験で、誰でも合格できるものではありませんが、「働きながら合格を目指したい」という方もいるでしょう。
そこで今回は、
☑️ 働きながら独学で合格できる?
☑️ 独学とスクールどちらを選ぶべき?
という疑問にお答えしていきたいと思います。
これから勉強を始めようか悩んでいる方にとって少しでも参考になれば幸いです。
それでは、さっそくいってみましょう!

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早稲田大卒。東証一部上場企業の営業マン。1児の父。
仕事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。
日々の学びを週2回ブログ(土日更新)で発信しています。
目標は士業として独立すること。
趣味はホテルステイ。アメックス・プラチナ特典をフル活用。
【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート
【勉強中の資格2021】
・社会保険労務士
・簿記2級
結論:独学での合格は可能だが覚悟が必要
働きながら独学で合格することは不可能ではありません。
しかし、仕事と勉強の両立は想像以上に大変ですので覚悟は必要です。
これは行政書士試験に限ったことではなく、どんな試験でも同じことが言えます。
フルタイム勤務の場合、メインはあくまで仕事であって資格試験の勉強ではないからです。
したがって、合格できるかは「勉強時間を確保できるかどうか」にかかっています。
独身であれば自由に時間を使うことができますが、結婚していて子どもがいるような場合はそうもいきません。
家事や育児など、仕事以外にもやるべきことが山のようにあるはずです。
時間の制約がある中で勉強をするわけですから、相応の覚悟がなければ続きません。
という方のために、さっそく本題に入りましょう!
独学を選んだ方がいい場合
勉強時間を十分に確保できる
独学で勉強をする上で欠かせないのが、「勉強時間を十分に確保できるか」です。
行政書士試験は範囲が膨大なので、勉強時間をどれだけ確保できるかが勝負になります。
特に初学者は、法律特有の言い回しに慣れるところからスタートしなければなりません。
こう思われた方は、以下の文章をすらすら理解できるか試してみてください。
処分に重大かつ明白な瑕疵があり、それが当然に無効とされる場合において、当該瑕疵が明白であるかどうかは、当該処分の外形上、客観的に誤認が一見看取し得るものであるかどうかにより決すべきである。
こちらは令和2年度試験の問9の選択肢1として出題されたものになりますが、日常生活でこんな堅苦しい文章に出会うことってないですよね。
こういう難しい言い回しを的確に理解する必要がありますので、時間はかかって当然です。
上記を踏まえた上で、「自分なりのペースで勉強がしたい&勉強時間は確保できる」なら独学をおすすめします。
お金をかけたくない
独学最大のメリットとも言えるのが、費用を最小限に抑えることができる点です。
と意気込んだものの、取得にかかる費用を目にして断念したのが社会人になりたての頃の私です。笑
通学や通信でスクールを利用すると10万円〜20万円程の費用が必要になります。
これだけの大金を支払うのはかなり勇気のいることだと思います。
一方、独学の場合は1万円〜2万円の費用で済みます。
内訳はこんな感じです。
✅ テキスト
✅ 問題集
✅ 過去問
✅ 受験料
必要最低限の教材を「完璧に理解するまで」繰り返し勉強しました。
独学は勉強効率が良くないのがデメリットでもありますが、金額的にはコスパ最強の勉強法だと思います。
独学で合格できるのか力試しをしたい
これについてはもはや趣味の領域だと思います。笑
自分が独学でどこまでできるのか実力を試したいような場合です。
私は、サラリーマンとして社会人のキャリアをスタートさせましたが、「いずれは独立したい」という思いもありました。
ただ、ビジネスになるような特別なスキルもなかったので、「独占業務」をもつ行政書士にチャレンジしようと思ったわけです。
仕事が忙しく安月給だったこともあり、スクールの活用はできないと判断し独学での勉強を開始しました。
独学であっても毎日勉強する強い意志があれば誰でも合格できますので、安心して勉強を始めてください。
スクールを選んだ方がいい場合
勉強スケジュールを立てるのが苦手
通学でも通信でもスクールを活用すれば、勉強スケジュールを組み立てる必要がありません。
細かな点は自分の理解度に応じて修正が必要ですが、大まかなスケジュールはお任せでOKです。
どのスクールも毎年合格者を輩出していますから、どのペースで勉強を進めていけば良いのかを把握しているためです。
こんな人は独学を諦めて、思い切ってスクールに頼ってしまった方がいいと思います。
大切なのは、「独学をすること」ではなく「行政書士試験に合格すること」だからです。
勉強時間を確保するのが難しい
繰り返しになりますが、働きながら勉強をするのはめちゃくちゃ大変です。
合格までに挫折してしまう理由は、「勉強内容を理解できないこと」でなく「勉強時間が確保できないこと」だと思います。
「仕事終わりは帰宅してからテレビをみながら晩酌!」といきたいところですが、勉強時間を確保するには我慢が必要かもしれません。
人間は楽な方へ流されやすいので相当意思が強くないと勉強は継続できないと思います。
そんな場合には、通学のスクールを利用するのが良いと思います。
例えば、「平日19時から21時まではスクールに通う」と決めてしまうのです。
通勤時間が往復で1時間とするとこれだけで1日3時間は勉強できることになります。
仕事終わりに予定を入れると残業ができなくなりますので、仕事の効率も上がることになり一石二鳥です。
最速、最短で合格したい
このような方は、間違いなくスクールを利用すべきです。
試験の合格によって今後の人生を大きく変えようとしているわけですから王道ルートを選択しましょう。
独学は何もかもが手探りなので、ものすごく時間がかかります。
それに、時間をかけて見つけた自分なりの答えが「正解かどうか」を確かめる術がありません。
間違った勉強法だったとしてもそれに気づくことができないまま試験当日を迎えることになります。
資格スクールは費用が高いというデメリットばかりが強調されがちですが、試験問題を徹底的に分析したプロ集団のサポートを受けることができるというメリットを忘れてはなりません。
勉強スケジュールの作成はもちろん、法改正や試験情報の変更などもアナウンスがあるので安心です。
また、出題されやすいポイントが凝縮されたオリジナルテキストや問題集も魅力的です。
市販のテキストを利用する独学の場合、重要ポイントを自分なりに探っていく必要がありますが、スクールの場合は講義の中で強調してくれるので素直に覚えていくだけなので純粋な勉強に集中できます。
テキストや問題集は各社が凌ぎを削っていますので、一度資料請求をして自分に合うスクールを探してみることをおすすめします。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
行政書士試験は、働きながらでも独学で合格することが可能です。
ただ、各個人の目的や状況によってはスクールを選択した方がいい場合もあります。
本当に大切なのは、「どんな勉強法か」ではなく「試験に合格すること」です!!!
独学に向いているのはこんな方
✅ 十分な勉強時間を確保できる
✅ お金をかけたくない
✅ 自己啓発として力試ししたい
スクールに向いているのはこんな方
✅ スケジュールを立てるのが苦手
✅ 勉強時間の確保が難しい
✅ とにかく合格したい
少しでも参考になれば幸いです。
では、また!