どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!
今回は株式投資を始める前に確認すべきことを3つご紹介します。
私は大学生の頃から投資を始めたので、10年くらいの投資経験があります。
当時を振り返ると、何から始めたらいいのか右も左もわからない状態だったのを思い出します。
とにかく本を読み漁って、少額から投資を始めてみたものの全くうまくいかず。。。
投資元本がどんどん減っていくの眺める日々でした。笑
今になって考えてみると、後ほどご紹介する3つの項目を確認しなかったことが敗因だと思います。
昔の自分に向けてめちゃくちゃ丁寧に解説したいと思いますので、「投資に興味はあるけど、なにから手をつけたらいいかわからない」という方はぜひ最後まで読んでいただけると嬉しいです。
それでは、さっそくいってみましょう!
投資の目的はなに?
まず確認すべきは「何のために投資をするのか」という目的です。
「そんなのお金を増やしたいからに決まってるじゃないか」
という声が聞こえてきそうですが、「なぜお金を増やしたいのか」というところまで深掘りしてみるとどうでしょう。
✅ 他人が羨むようなブランド品を買いたい
✅ 高級車に乗ってみたい
✅ 高級ホテルに滞在して豪華なディナーを楽しみたい
というよりは、「なんとなくお金がたくさんあったらいいな」と思っている方が多いのではないかと思います。
しかし、ここが明確になっていないと私のように失敗する可能性が非常に高くなりますので注意が必要です。
過去の私の事例を見てみましょう。
大学進学を機に上京して、一人暮らし、家計管理、自炊、バイト…etc、何もかもが初めての経験でした。
そして、ある程度生活にも慣れてきたタイミングで、物質的に豊かになりたくなった一方、バイトでは月10万円を稼ぐのが精一杯だと悟りました。
「このままでは欲しいものは買えないし、旅行にも飲み会にも行けない。どうにかしてお金を増やしたい。」
そう思って新宿の紀伊国屋書店で本を探し回っていた時、株式投資に出会ったのです。
そこからは寸暇を惜しんで読書とバイトに明け暮れ、投資資金30万円を貯めて投資をスタートさせたわけです。
しかし、結果は大惨敗。
投資元本を大きく減らして株式市場から撤退することになりました。
敗因は単純で「投資の目的が明確でなかったから」です。
「なとなくお金が増えたらいいな」と思っていたので、投資対象に選定が激甘でしたね。
値上がりしそうな銘柄に飛び付いては、予想に反して価格下落したとことで売却を繰り返していましたから。笑
私にような失敗を避けるには、「なぜ投資でお金を増やしたいのか、お金が増えたら何をしたいのか、投資でなければ達成できないのか」これらを明確にすることを強くおすすめします。
投資には目的に応じた手法があるのです。
いつまでにいくら必要?
次に確認すべきなのは、「いつまでに」「いくら」必要なのかということです。
仮に投資の目的が明確になったとしても、具体的な道筋が見えていないとうまくいきません。
「海外旅行に行きたい!」と思っても、「いつどこへ、どうやって行くのか」を決めないと何も始まらないのと同じです。
「いつまでに」「いくら」必要なのかが分かれば適切な手段を取ることが可能です。
例えば、1年後に新車を買う頭金として100万円が必要だとします。
このような比較的近い将来にある程度まとまったお金が必要なケースでは、投資でなく貯金が最適解になります。
投資は元本より増える可能性もありますが、もちろん元本割れ(損)する可能性もあるからです。
1年後に110万円になっていれば万々歳ですが、90万円になってしまったら、「投資なんかやるべきじゃなかった」と後悔することになるでしょう。
一方で、「老後資金として30年後に2000万円が必要。毎月6万円弱貯金ができれば達成できるけど、正直かなり厳しい」
こういうケースでは、貯金ではなく投資を選択するべきです。
貯金だけでは足りない分を、株式市場の成長でカバーできる可能性が高いからです。
株式市場(特に米国)は、運用期間が長期になればなるほどプラスリターンを得られる可能性が高まります。
仮に年平均5%のリターンを見込んだ場合、月3万円の積立て投資を続けるだけで、約2500万円にもなるのです。
長期的(15年以上先)にまとまったお金が必要な場合は株式投資をするのが賢明と言えます。
「1年後に100万円が必要だけど、貯金じゃ無理だから投資で増やそうとしてるんだよ!」
というお声もあるかと思いますが、それは我慢するしかありません。
厳しいようですが、収入の範囲を超えた支出をしていては、いつまで経ってもお金は貯まりません。
生活基盤を守る貯金はある?
最後に確認すべきなのが、生活基盤を守るお金はあるのか?ということです。
「なんとなく手元にあるお金で投資してみようかな」くらいだと失敗する可能性が高いので。
投資は元本が増えることもあれば減ることもあります。
値動きが気になって日常生活に支障が出てしまう可能性もあるのです。
実際、毎日パソコンに張り付いて仕事に身が入らない同僚がいました。笑
個人的におすすめなのが、ある一定額の貯金の確保を優先することです。
例えば、毎月の手取りが25万円で生活費が20万円だと仮定します。
差額の5万円を貯金に回すと、1年間で60万円にもなり生活費の3ヶ月分に相当します。
この状況を作ってから投資を始めることで、精神的な安定を担保しながら取引に参加できるのです。
「差額の5万円を初めから投資したらいいじゃん」
という意見もあるかと思いますが、余剰資金がないと冠婚葬祭など急な出費にも対応できないので、あまりおすすめできません。
それに株価が値下がりしたとしても、すぐに必要なお金ではないので、底値で投げ売りするような失敗を避けられます。
投資の基本は「安く買って高く売ること」なので、手元資金に余裕がないばかりに焦って「高く買って安く売る」ことがないように注意が必要です。
生活基盤を支える貯金を作ったら、あとは少しでも多くのお金を投資に回していきましょう。
「そうはいうけど何を買ったらいいの?」という初心者の方は、トヨタとかソニーというような「個別銘柄」を買うというよりは、投資信託やETFのような「株式詰め合わせパック」を買うことをおすすめします。
いきなり企業分析ができるわけでもないと思いますので、まずは詰め合わせパックでプロに運用を任せましょう。
「この企業を応援したい!!!」とか何かこだわりがあるなら別ですが。
どうやって株式を購入するのか、具体的な方法については別記事で解説しますね!
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は、超初心者向けに投資を始める前に確認すべきことを3つご紹介しました。
✅ 投資をする目的
✅ いつまでにいくら必要か
✅ 生活基盤を守る貯金があるか
これらの問いに全てYESと答えられるなら、投資を始める良いタイミングかも知れません。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
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では、また!

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早稲田大卒。東証一部上場企業の営業マン。1児の父。
仕事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。
日々の学びを週2回ブログ(土日更新)で発信しています。
目標は士業として独立すること。
趣味はホテルステイ。アメックス・プラチナ特典をフル活用。
【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート
【勉強中の資格2021】
・社会保険労務士
・簿記2級