どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!
- そもそも資産運用ってなに?
- 何から始めれば良いの?
こんな悩みはありませんか?
今回は、超初心者向けに、資産運用の始め方を解説していきたいと思います。
私は、何にも知識がないのに大学2年生の頃に株式投資を始めました。
今思えばめちゃくちゃ効率の悪い投資をしていたなぁと反省します。
少ない元手を何倍にもしようとしていたので。笑
10年以上の投資経験(株式&FX)になった今だからこそ、まずは貯蓄だぞ!ということを伝えしたいと思います。
すでに、投資経験がある方にとってはつまらない内容になるかと思いますが、ご了承ください。

早稲田大卒⇨1部上場企業の営業マン。土・日更新のブログでは、資格試験の勉強で得た役立つ知識(法律や税金・資産運用など)や勉強法を発信しています。趣味はアメックスプラチナを使い倒すこと。
【取得済み資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート】
【勉強中の資格2020】
・宅地建物取引士
・簿記2級
資産運用をしたければ貯金が最優先
投資の世界は規模が全てです。
もっと簡単に言うと、1万円持っている人より100万円持っている人の方が何倍も有利だと言うことです。
例えば、年率1%のリターンを得られる投資があるとします。
1万円を投資した人は、1年後に1万100円を手にします。
一方、100万円を投資した人は、1年後に101万円を手にします。
同じ投資をしているはずなのに、増える金額が何倍も異なるのです。
投資をすると金持ちがより金持ちになるというのはこういうことです。
投資で大切なのは平常心
投資をする上で最も大切なのは平常心を保つことです。
これが出来る人は本当に数少ないと思います。
私は10年以上投資をしていますが、未だに心が乱されてしまいます。笑
投資をする動機は、「お金を増やしたいから」ではないでしょうか。
下世話な話になりますが、お金はたくさんあればあるだけいいはずです。笑
この気持ちこそが平常心を失わせる原因です。
とルールを決めて株式投資をしたところ、狙い通り株価が上昇して1万円儲かったとします。
ただ、株価はまだまだ上昇しそうな勢いがあります。
うまくいけば、5万円儲かるかもしれません。
このような状況で取引を終えることができますか?
大抵の人は利益を追い求めてしまうと思います。
運良く5万円儲かれば万々歳ですが、バブルがはじけて3万円の損失になってしまう場合も想定しておいた方がよいです。
ルールを無視して利益を追求すると結果的に損をするケースが多くなります。
平常心を保つ=自分が決めたルールを守るということです。
生活資金を確保しよう
投資を始める前にやるべきことがあります。
それは生活資金を確保することです。
理由は単純で、生活資金を投資に回すと、毎日値動きが気になって、他のことが手につかなくなるからです。
という声が聞こえて来そうですが、これは本当に重要なので必ずおさえてください。
生活資金の目安は人それぞれですが、概ね6ヶ月分の生活費があれば十分だと思います。
これだけ余裕があれば、投資で損失が出たとしても、生活には全く影響がありません。
生活資金を投資に回して大損を出した場合はどうでしょう。
- 家賃が払えない
- 急な出費に対応できない
- カードの引落しができない
ということになってしまいます。
支払いのために、カードローンやキャッシングを利用しては本末転倒です。
生活資金が十分にあって初めて、自分が決めたルール通りに安心して投資をすることができるのです。
浪費用の口座を作るのもおすすめ
と意気込んでいる方は、本当に素晴らしいと思います。
その調子で投資を続けいけば、30年後には富裕層の仲間入り間違いなしです。
ただ、貯蓄と投資だけでは何か物足りなくないですか?
- 新しい服が欲しい
- 旅行や外食で気分転換したい
こういった欲望もすべて我慢をして投資をしていると、何のためにお金を増やしているのか分からなくなります。
そこでおすすめなのが浪費用の口座を作ることです。
毎月定額を積立してもよいですし、財布の中の小銭をすべて貯蓄してもOKです。
私は、積立と小銭を併用しています。
ここに貯まったお金は何に使ってもOKというルールにしています。
- ゲームへの課金
- コンビニでの散財
- ファミレスでデザート
本当になんでもOKです。
と普段から我慢していることほど、お金を使った時の幸福度がUPするのでおすすめです。
自分の資産が減ることは想像以上にツラい
いよいよ投資を始めるフェーズにきました。
生活資金があれば余裕を持って投資をすることができます。
ここで覚えて置いて欲しいのは、自分の資産が減っていくのは想像以上にツラいということです。
という方もいるかも知れませんが、私もそうでした。
でも、実際に価格の暴落を目の当たりにすると想像以上のショックに襲われます。笑
と何度後悔したかわかりません。笑
これは一度でも暴落を経験している方は共感して頂けるのではないでしょうか。
投資をすれば確実に損をする
投資を始めて一度も負けずに勝ち続けるというのは不可能です。
世界最強の投資家と称される、ウォーレン・バフェットでさえ、何度も損失を出しています。
投資をするからには確実に損をすることは覚悟しておかなければなりません。
ポイントは負け方を知るということです。
前述の投資のルール決めがそれに当たります。
- 〇〇円儲かったら売る。
- 〇〇円損したら売る。
一度決めたルールを確実に守ることができれば、投資を始める前に損失を確定させることができます。
大損をするというのは大抵、このルールから外れた取引をした時です。
1万円の利益 < 1000円の損失
投資を始めるということは、元本保証という安全を捨てる代わりに、大きなリターン狙うということです。(大きな損失を出すこともあります。)
投資を始めれば誰しも実感することだと思いますが、1万円の利益を出した喜びよりも、1000円の損失を出した悲しみの方が大きくなります。
当たり前ですが、自分の資産が減ることは誰だって嫌だからです。
ここでのポイントは、小さく負けて大きく勝つことです。
大きく負けてしまうと投資資金がなくなりますので、投資をやめざるを得なくなるからです。
仮に1000円の損失を9回出しても、1度だけ1万円の利益を出せば+1000円の利益になります。
これが小さく負けて大きく勝つということです。
前述の通り、自分で決めたルール通りに取引ができれば損失を限定することもできます。
ギャンブル的な投資はしない
投資はギャンブルではありません。
しっかりとルールを決めて、想定される利益と損失を把握した上で、お金を投じるようにしましょう。
- なんとなく上がりそうだから
- SNSで流行っているから
これではギャンブルとあまり大差がありません。
プロのような分析は必要ありませんが、自分なりに購入に至る理由が言えるようになるとGoodだと思います。
そうは言うものの、最初からそんなにうまくできたら苦労はしませんよね。
まずは、自分の興味のある分野 or 詳しい分野から攻めるのがオススメです。
- 不動産業界で働いているなら不動産関連株
- IT業界で働いているならIT業界関連株
- 医療業界で働いているなら医療業界関連株
こんな感じでしょうか。
初心者がいきなり企業分析をするのはハードルが高いかも知れませんが、
自分が働いている業界のことであれば基礎知識があるので理解が深まりやすいはずです。
貯蓄も立派な投資
資産運用=投資と言うイメージがあるかも知れませんが、貯蓄も立派な資産運用です。
銀行へお金を預けると利子が付きますが、普通預金の金利は年0.001%程度です。
要するに、銀行預金を利用して年0.001%で資産を運用している事と同じなのです。
という声が聞こえてきそうですが、バブル時代の金利はなんと5-6%程度もありました。
貯蓄のしすぎには注意
- 年利3% : ローリスクローリターン
- 年利5% : ミドルリスクミドルリターン
- 年利7% : ハイリスクハイリターン
ざっくりこんな感じです。
もちろん毎年この利率の利益が出るわけではなく、長期間で平均してみるとこの利率に落ち着くといった方が正確です。
超低金利の今の日本では、昔のように銀行にお金を預けていればどんどん増えていくことはありません。
これは、毎月1万円を30年間、金利0.001%で貯蓄した場合の残高推移を表しています。
30年間で360万円を預け入れることになりますが、受け取れる利子はなんと539円です。
コンビニATMで、数回お金を下ろしたらなくなってしまう金額です。
一方、投資に回した場合はどうでしょうか。
毎月1万円を30年間、年利3%で積立投資した場合はこうなります。
一般的に堅実とされる利回りで積立投資をしたとしても、30年間で220万円強の利益を生む可能性があると言うことです。
貯蓄は元本保証でどんどんお金が増えていくので安心な気もしますが、
実は貯蓄ばかりしている人よりも、投資をしている人の方が資産がどんどん膨れ上がるのです。
生活資金を確保したら、余ったお金を投資に回すのが賢明と言えそうです。
最初の一歩はとにかく貯蓄!オススメは先取り!
ここまで色々とお話ししてきましたが、資産運用の最初の一歩はとにかく貯蓄です。
そんな方でも確実に貯蓄できる方法があります。
それが先取り貯蓄です。
少額でも全然OKなので、給料が振り込まれたら使う前に一定額を貯蓄へ回します。
こうすることで、確実に貯蓄ができるほか、「1年間で〇〇万円貯まる」と見通しが立てやすくなります。
勤務先の財形貯蓄制度を利用するのもアリですし、ネット銀行等の自動入金サービスを利用するのも便利なのでオススメです。
なお、簡単に引き出してしまっては本末転倒ですので、定期預金にするとか、貯蓄用の銀行口座を作るとか、このお金には絶対に手をつけないような工夫も必要です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
超初心者向けに資産運用の第一歩を解説しました。
投資を始めた大学2年生の自分、または社会人1年目の自分に教えてあげたい内容です。
まずは貯蓄が最優先、投資は規模の世界だと。
お金を増やすには投資をした方が効率がよいですが、心の安定を得るには貯蓄が向いていたりもします。
当面お金に困らないと言う安心感があるだけで投資だけでなく、仕事やプライベートにも余裕が生まれるからです。
これから投資を始めよう!と言う方は、焦らずにまずは貯蓄から始めてみてください。
少しでも、参考になれば幸いです。
では、また!

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