どうも!資格取得サラリーマンのKachiです!
コロナ禍でリモートワークが浸透してきましたね。
私の勤務先でもほとんどの会議がオンライン化しています。
ただ、リモート会議の問題点として、”ハイブリッド運用”が難しい点があげられます。
ハイブリッド運用とは、”オンライン参加と現地参加(複数人)が混ざっている状態”をいい、複数人が1つの端末から参加をするとハウリングが問題になりやすいからです。
*これは私が勝手に言っているので正式に名称があるかもしれません。笑
今回は誰でも簡単にハウリング対策ができるツールをご紹介したいと思います。
こんな場面でハウリングが起こる
複数人でWEB会議に参加する場合、上図のような配線になることが考えられます。
会議音声が聞こえるように”スピーカー”を、こちらの声が届くように”マイク”を、画面をみんなで見れるように”モニター”を接続しています。
一見なんの問題もなさそうに思えますが、スピーカーからでた音をマイクが拾うことによってハウリングが発生する可能性が高いです。
また、音声出力でモニターを選択している場合も同様です。
モニターから出た音がマイクに入ってしまいハウリングが発生するのです。
いくつか対策はありますが、誰でも簡単にできる方法をご紹介します。
ハウリング問題は「スピーカーフォン」で即解決
ハウリング問題を解決する方法はいくつかあります。
ひとつ目は、マイクのみON状態で、参加者は全員ヘッドホンをすることです。
ただ、各々のPCで会議へ接続する必要があるので、なかなかに面倒です。
そこで登場するのがスピーカーフォンです。
文字通り、「スピーカー」と「マイク」の両性能を備えた優れものです。
スピーカーから聞こえる音を原因とするハウリングが起こらないように工夫されています。
したがって、複数人で参加するWEB会議であっても、このように設置すればOKです。
接続方法は至ってシンプルで、USBを差し込むだけ。
これなら誰でもできますよね!
試してみたのはこの2機種


「スピーカーフォンといっても種類が多すぎて、どれを選べばいいのかわからない」という方のために、オススメの機種を2つにギュッと絞りました。
10個から1つを選ぶよりも、2つから1つを選ぶ方が選びやすいと思いますので。
それではみていきましょう!
*どちらも実際に購入して、現在でも使用中ものです。
Anker PowerConf
まずはAnkerのスピーカーフォンをご紹介します。
6つの全指向性マイクが360度に配置されているので、どの位置から話しても綺麗に声を拾ってくれます。
声の大きさやスピーカーフォンまでの距離に関係なく、均一な音量で声を相手側に届けてくれるのは魅力的です。
また、接続はBluetoothによるワイヤレス接続か、USBケーブルによる有線接続が可能です。
複雑な初期設定は不要なのですぐに使用することができますが、接続不良による音声の乱れが懸念される場合は、有線での接続をオススメします。
音声はクリアに聞こえるので問題ありませんが、後述するJabra SPEAK 750と比較すると、若干ではありますが音がこもっているような印象を受けます。
「音質は最低限でOK。とにかくコスパのいいスピーカーフォンが欲しい!!!」
という方には非常にオススメの1台です。
Jabra Speak 750
続いてご紹介するのが、Jabra SPEAK 750です。
前述のAnkerと比較してもお値段が少々お高めですが、便利な機能がたくさんあります。
こちらの360度の範囲で音を拾うことが可能なので、どの位置から話してもOKです。
また、エコーキャンセリング機能がありますので、ハウリングの心配もありません。
接続方法は、Bluetoothによる無線接続とUSBによる有線接続の双方に対応しています。
Jabraがすごいのはここからです。
企業でのWEB会議ツールは「Zoom」か「Teams」が主流かと思いますが、Jabra SPEAK 750はMicrosoft Temasの認定を取得しています。
本体の右下(時計で言うと4時くらいの位置)に、「Teams用」のボタンが設置されています。
通知がある場合や呼び出しがある場合は、こちらをタップするだけで会議に参加することができます。
それともう1点。
Jabra SPEAK 750は2台をリンクして使用することができます。
どのような場面で活躍するかと言うと、広い会議室で複数人が参加するようなケースです。
取締役会のような図になってしまいましたが、こう言う場面よくありませんか?
私の経験では、2グループに分かれてディスカッションをする場面でこの機能が大活躍しました。
いくら全方向の音を拾うとはいえ、距離が遠くなるまたは人数が増えるほど、音質が低下するからです。
方法は至ってシンプルで、グループ①のテーブルにJabraを1台置いて、グループ②のJabraとリンクさせるだけです。
リンクボタンは本体の左下(時計でいうと8時くらいの位置)にある、輪を二つ重ねたようなボタンです。
Jabraの双方でこのボタンを押すだけでリンクが完了します。
2つのスピーカーからは同じ音源が再生されますし、音声入力も問題なくできます。
もちろんハウリングもしません。
距離は離れていますが、1つのスピーカーだと思ってもらえばOKです。
ひとりの会議で使うもよし、複数人での会議でもよし、参加者の距離が離れていてもよし、とかなり利便性の高いスピーカーフォンですので、万人におすすめできる代物です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
リモート会議が成功するかどうかは「音声がしっかりしているか」にかかっているといっても過言ではありません。
ハウリングを起こして会議が中断すると、リアル会議と比較してもかえって効率が悪くなってしまうので、注意が必要です。
その点、今回ご紹介したスピーカーフォンを使用すればこの問題が即解決されます。
用途や予算に応じて選んでみて頂ければと思います。
少しでも皆様の参考になれば幸いです。
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では、また!

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早稲田大卒。東証一部上場企業の営業マン。1児の父。
仕事・育児・資格勉強の両立に挑戦中。
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目標は士業として独立すること。
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【勉強中の資格2021】
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