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Kachi's Blog

配られたカードで勝負する。それが人生だ。

【2022年8月】凡人がマーケティング担当になるには営業職を極めるべし #40

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どうも!Kachiです!長い夏休みで存分にリフレッシュできたのですが、地元の友人と久しぶりに再会した時にこんなことを言われました。

「Kachiは今マーケティング担当なんでしょ?めちゃくちゃかっこいいじゃん!」と。

彼は某大企業で営業マンをしているのですが、将来的にはマーケティングを担当したいらしい。確かに「マーケティング」という響きがカッコよく聞こえるかも知れませんが、両方経験した私としては、「営業マンだって十分かっこいいぞ!」と思います。

それに、マーケティング担当をするなら営業職を徹底的に極めることをおすすめします。規模は違えど、やっていることは似ているので、営業職での経験が必ず活きるからです。

そんな彼に向けて、私の感じたことをまとめてみたいと思います。

8月22日(月)勉強時間:3時間00分

まずは、「そもそもマーケティングってなに?」という問いから始めようと思いましたが、色々な解釈ができるので非常に難しい。「販売を不要にするのがマーケティングだ」という考え方もあれば、「製品企画や開発、市場分析やプロモーション戦略立案まで含む」という考え方もあります。

確かに、前者のようにマーケティングによって「営業マンがいなくても売れる商品・サービス」を生み出す仕組みを作るのがベストだと思います。できるなら誰でもそうしたいですよね。笑 ただ、実際のところそんなにうまくいかないので、後者の考え方が適しているのかなと個人的には思います。

事実、私の所属する部署は、事業企画もマーケティングも兼ねているようなところです。新規事業の立ち上げはもちろん、既存事業の収益管理や投資効果検証も業務に含まれます。要するに何でも屋さんといったところでしょうか。また「企業としての決定を下す」部署でもあるので、いろいろな部門から相談が舞い込んできて、スケジュールが勝手に埋められていくのが日常茶飯事です。

この日の勉強時間は3時00分でノルマ達成!!!

8月23日(火)勉強時間:2時間30分

確かに「マーケティング部門」と聞くと、企業の根幹を担う部署という印象があるかも知れません。私自身も営業部門にいた頃は同じイメージを持っていて、いつかはやってみたいと思っていました。実際にやってみてどうかというと...重要な業務を担う部署であることは間違いないのですが、仕事の内容は意外と地味だなぁと思いますね。笑

例えば、市場分析。

「既存事業の売上やシェアがどのくらいあって、競合はどんな戦略で売上を拡大していて、どんなセグメントにどんな商品・サービスを投下するのがいいか、時期はいつがベストか...」

こんなようなことを机のパソコンに向かって考えるわけです。もちろんこれは、全ての情報が揃っている場合のはなし。たいてい情報が不足していることがほとんどなので、現場に足を運んで、リアルな声をかき集める必要があります。国内外を問わず、とにかく足を運びまくる。時間を無駄にしないように出張中は朝から晩までアポイント尽くしです。

もし、「毎日9時に出社して、華麗なデータ分析とプレゼンを披露して、定時で帰る。出張は旅行も兼ねてゆったりと。そして、マーケティング戦略が大当たりしまくっている。」天才マーケターがいたら教えてください。笑 いますぐ弟子入りしたいです。

この日の勉強時間は2時間30分でノルマ達成!!!

8月24日(水)勉強時間:2時間00分

そうやって足を使って集めた情報たちをもとに、分析・戦略立案・実行・アフターフォローまでやるのが私のお仕事なんです。ただ、ここにもたくさんの高い高い壁があります。

「膨大なデータをどう分析するのか、分析した結果からどんな仮説を立てるのか、その仮説を検証するためフローはどうするのか、どうやって戦略に落とし込むのか...」

誰にも正解がわからない中、その時点で最良と思われる施策を最速で繰り出していくのです。しかも自分の責任で。この「自分の責任で」というのがめちゃくちゃ重たいんですよ...。笑 

確かに、営業部門にいたころも売上数字は自分の責任でした。でもそれは「自分だけの数字」です。売上目標が未達であったとしても、評価が下がるのは自分だけ。でも、マーケティング部門は「全社の業績」に責任を負います。自分の考案した戦略が大外れした時は目も当てられません...。笑

足繁く現場を訪問して情報を集め、一日中パソコンの前で資料作成をして、色々な部署にプレゼンして、承認が下りたら実行に移していく。マーケティングはこの繰り返しだなぁと感じる今日この頃です。

この日の勉強時間は2時間00分でノルマ達成!!!

8月25日(木)勉強時間:2時間00分

営業部門にいたころは「お客さんから理不尽に怒られるの嫌だなぁ」とか「売れないもんは売れないんだから数字が足りないからって怒らないでよ」と思ったことも少なくありません。同時に、「本部のマーケティング部門はスマートな仕事っぽくてかっこいいなぁ」とも思っていました。笑 今思えば、「何も知らなかっただけ」で恥ずかしい限りですが。

確かに営業をしていると、理不尽なクレームに対応することもあるし、上司から売上が足りないと怒られることもあります。ただ、「直接お客さんの声が聞ける」「売上数字が評価に直結する」という点において、営業職に勝るものはありません。お客さんの声を毎日直接聞くことができるし、営業戦略も自分で立てられるし、売上数字は全て自分の評価に直結します。こんなにやりがいのある面白い仕事はないなぁと思いますね。

実際、マーケティング部門も規模は違えど、やっていることは同じです。たくさんのお客さんの声を集めて、どんな戦略で業績拡大するかを考えて、実行に移していく。新商品開発もプロモーション戦略も業務提携も全ての選択肢が正解となり得ます。会社全体の売上数字が自分の評価につながるので、人を動かすスキルも必要になってきますが。

この日の勉強時間は2時間00分でノルマ達成!!!

8月26日(金)勉強時間:2時間00分

これは個人的な意見になりますが、私のような凡人が「マーケティング担当」になりたかったら、営業職を極めるべきだと思います。「統計分析がめちゃくちゃ得意」とか「戦略コンサルの経験がある」とかそういった特別なスキルがある人を除けば、おそらくこれが最も近道になるはずです。前述の通り、営業職はマーケティングそのものだからです。

例えば、あなたが担当企業100社を受け持つセールスだとします。年間の売上計画は1億円。現時点での見込み受注額は5,000万円。期末まで残り6ヶ月。この状況で計画達成のために何をしますか?これがマーケティングでも求められる思考になります。

「目標額までの5,000万円をどう埋めるか」も大切ですが、受注見込みの5,000万円の内訳を分析することも重要です。もし、この5,000万円のうち4,000万円分が、国や自治体からの補助金のおかげだとしたら?「今年は予算がないから」と発注を見送っていた他の企業からも受注できるかも知れません。この補助金を活用して大型案件を数件受注すれば計画達成できるかも知れません。

「現状をしっかり分析して、目標達成のためにプランを描いて、実行する」という営業活動そのものがマーケティング活動でもあるのです。「営業=ノルマ未達だと詰められるきつい仕事」と思うのか、「マーケティングをリアルに学べる仕事」と思うのか、捉え方を変えるだけでその後のキャリアは大きく変わるのではないでしょうか。

この日の勉強時間は2時間00分でノルマ達成!!!

まとめ

この週の勉強時間は合計11時間30分でした。

 

だんだん仕事に慣れてきたこともあって、1週間10時間のノルマを安定的にこなすことができるようになってきました。とにかく英語をなんとかしないといけないので、引き続き頑張っていきたいと思います。

仕事はというと、事業企画とかマーケティングとか色々業務範囲が広いんですが、「営業職の経験」があって本当によかったなぁと思います。「現場を知らずにマーケティングする」ってもはや神業ですからね。特に私みたいな何の取り柄もない凡人は、営業現場でビジネス感覚を身につけることが、成功への近道になると思います。辛いこともたくさんありますが、その分いいこともたくさんありますよ。一緒に頑張りましょう!

 

以上、少しでも皆様の参考になれば幸いです。

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一緒に頑張りましょう!!!

では、また!

この記事を書いた人
20200404185151

 

Kachi@事業企画&育児&資格取得

 

充実した人生になるかどうかは自分次第。

 

【略歴】生まれも育ちもド田舎。上京するために大学受験に挑戦。早稲田大学に現役合格し、その後上場企業へ就職。営業職からキャリアをスタートさせ、現在は事業企画やマーケティングを担当する29歳1児の父。仕事と育児と勉強の両立に挑戦中で、趣味は家族で家族でまったりホテルステイをすること。


【合格済の資格】
・行政書士
・ビジネス実務法務検定2級
・FP技能士2級
・AFP(ファイナンシャルプランナー)
・ITパスポート

【勉強中の資格2022】
・社会保険労務士
・簿記2級