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〜独学で行政書士〜 第2回 行政組織とは?

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今回は、行政組織についてまとめていきたいと思います。

試験で直接問われることは少ないですが、選択肢の中に出てくるケースはあります。

専門用語は概念を理解しておかないと、判例解釈などで苦しむので要注意です。

基礎的な内容ではありますが、解説していきます!

この記事を書いた人
20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。
会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。
座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」
取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】

 

 

 

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行政主体と行政機関の違い

行政主体と行政機関の違いはなんでしょう?

法律の学習が初めての方には理解しにくいと思います

私も勉強を始めた頃は、意味不明でした。

ざっくりまとめると、

行政主体は、「行政活動を行う権利を持つ法人」

行政機関は、「行政主体に代わって実際に活動する人間」

と言った具合です。

民間企業を例にすると、

主体が「トヨタ自動車」、機関は「本社、工場、営業…etc」のようにイメージするとわかりやすいでしょうか。

行政主体にはいくつか種類がありますので、以下を確認してください。

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続いて、行政機関についてです。

行政機関は、行政主体に変わって実務を行う機関で、以下の6種類があります。

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どのような機関が該当するのか記載していますが、全て覚えなくてOKです。

ここで重要なのは、諮問機関と参与機関の違いです。

「諮問機関」はアドバイザーにすぎませんので、行政庁は諮問機関からの意見に従う必要はありません。

一方で、「参与機関」の議決に従わずになされた行政行為は無効となります。

強制力の有無で覚えると良いでしょう。

権限の代行について

行政機関は法律によって定められた範囲内でのみ行政活動ができるとするのが原則です。

ただし、前述の通り、実務にあたるのは生身の人間です。

病気や怪我で休職することも想定されますし、単純に業務量が多すぎて手が回らないこともあり得ます。

このような場合に備えて、他の行政機関が本来の行政機関に代わって、その権限を行使することが認められています。

これを「権限の代行」といいます。

権限の代行には以下の3つがあります。

  • 権限の委任
  • 権限の代理
  • 専決・代決

詳しく見ていきましょう。

権限の委任

ある行政機関の権限の一部を、別の行政機関に移動して行使させることを指します。

権限の委任の対象は、法律で定められた権限となるため、法律の根拠が必要となります。

権限の委任がなされた場合、委任を受けた行政機関が自己の名と責任でその権限を行使します。

この時点で、委任をした行政機関は権限を失うことがポイントです。

権限の代理

ある行政機関の権限を、別の行政機関がその代理人として行使することです。

権限の代理がなされた場合、権限を代理する機関は代理される機関に代わってその権限を行使します。

委任と異なる点は、「権限が移動しない」点です。

また、権限の代理には、法定代理と授権代理があります。

前者は、法律の定めによって代理権が付与されるのに対し、

後者は、代理権を付与しなければ効果を生じません。

専決・代決

専決とは、法律によって権限を与えられた行政機関が、補助機関に対してその権限に関する事務の処理を委ねることです。

代決とは、専決する人が不在の場合に、他の人が臨時にその権限に関する事務を処理することです。

代理と同様に、権限の移動はなく、外部に対しては権限をもっ ている本来の行政機関の名で表示されます。

したがって、法律の根拠は不要となります。

国の組織について

国の行政組織については、国家行政組織法という法律で規定されています。

この法律の目的は、内閣府以外の組織基準を定め、国の行政事務の能率的な遂行のために必要な国家行政組織を整えることです。

内閣の統轄の下における行政機関としては、経済産業省や厚生労働省などの「省」がおかれますが、専門的な事務や中立が求められる事務を処理するために「庁」「委員会」が設置される場合があります。

これらを合わせて「外局」と呼びます。

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全てを覚える必要はありませんが、選択肢の中で出題される場合があります。

(例)国土交通省の外局である消防庁が〜〜〜

なお、消防庁は「総務省」の外局ですので、お間違い無いようにお気をつけください。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

法律の勉強で大変なのは、「概念の理解」「膨大な暗記量」です。

ただ、基礎がしっかりしていれば、論述や判例解釈などを有利に進めることができます。

最初が一番大変なので、めげずに頑張っていただけたらと思います。

では、また!

 

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