今回は、クレジットカードに付帯する保険についてご紹介します。
アメックスプラチナは高額な年会費から、「使いこなせない」という声をよく耳にします。
確かに、T&Eに特化した特典の恩恵を受けるには相応の利用が必要なのは事実です。
ただ、付帯保険に注目して見ると、魅力的なものが多いのもまた事実です。
アメックスプラチナへの申し込みを検討されている方はぜひご一読ください!

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。
会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。
座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」
取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】
リターン・プロテクション
国内外の加盟店にてアメックスプラチナで購入した商品の返品を、万一購入店が受け付けない場合、購入日から90 日以内なら、アメックスにご返却することで、購入金額の全額が払い戻される特典です。
対象は?
商品が未使用で損傷がなく、他に加入している保険または購入店の返品規定によって適用されない場合のみ有効です。
1商品につき最高3万円相当額まで、1会員口座(家族カードも含む)につき年間最高15万円相当額まで補償されます。
ただし、商品はアメックスプラチナで購入されたもので、その購入代金の全額がカード 会員口座に請求されている必要があります。
また、購入金額が5000円未満のものについても適用対象外となりますのでご注意ください。
適用対象外となるもの
もちろん、なんでもかんでも全てが適用されるわけではありません。
以下のものについては、対象外となりますのでご確認ください。
- 動物および生きている植物
- 同じものが二つとない商品(骨董品、美術品、特注品、名入れした品および毛皮を含む)
- 全額をカードで支払っていない商品
- 閉店セールの商品
- 消耗品および生鮮食料品
- 貴金属および宝石
- サービス(取付費用、保証料、送料、または会費など適用対象商品を補助するものを含む)
- 希少硬貨
- 使用済み、組立て済み、および修繕済みの商品
- 携帯電話
- 自動車、オートバイ、モーターボートなど、原動機で動く乗用具、その部品及び付属品(カー ナビシステム、AV機器など)
- 土地および建物
- 有価証券(約束手形、切手、および旅行小切手など)
- 現金、現金同等物、およびチケット類 ・オーディオ、ビジュアルおよびパソコンなどのソフトウェア、オンラインコンテンツ、書籍
- ヘルスケア商品
- 家、事務所、乗り物に恒久的に取り付ける商品(車庫開閉装置、車の警報装置など)
キャンセル・プロテクション
カード会員はもちろん、1親等以内の親族、同行予定者の突然の病気やケガによる入院などで、予約されていた旅行をキャンセルしたり、チケットを購入済みのコンサートに行けなくなった場合、キャンセル費用などの損害を補償するサービスです。
さらに、同行予定者1名分もあわせて補償されます。
対象は?
- 国内旅行契約、海外旅行契約に基づくサービス
- 旅館、ホテルなどの宿泊施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 航空機、船舶、鉄道、自動車などによる旅客の輸送
- 宴会、パーティの用に供する施設の提供およびそれに付帯するサービス
- 運動、教養などの趣味の指導、教授または施設の提供
- 演劇、音楽、美術、映画などの公演、上映、展示、興行
補償額は?
補償金の額は、年間で50万円が限度となります。
キャンセル事由の発生1回につき、キャンセル費用の額から、カード会員などの自己負担額(1,000円または当該キャ ンセル費用の額の10%に相当する額のいずれか高い額)を差し引いた額が補償されます。
なお、キャンセル費用とは、取消料、払戻しをうけられない費用または支払を要する費用を指します。
ホームウェア・プロテクション&ワランティー・プラス
ホームウェア・プロテクション
現在お持ちの電化製品・パソコンやカメラなどが万一破損した場合、
使用期間に応じて、ご購入金額の50〜100%が補償されます。
対象商品はアメックスプラチナで購入していなくてもOKですので、
なかなかに魅力的な特典です。
ワランティー・プラス
メーカーの補償期間が終了した後の故障または、欠陥部分の修理、
部品交換などの必要が生じた場合でも、
カードでご購入の商品はさらに2年間、メーカーとほぼ同等の補償をいたします。
量販店などで家電を購入すると保証延長の有料プランなどを勧められた経験はありませんか?
保険料としてはそこまで高くありませんので、手厚い補償が必要であれば加入を検討しても良いかもしれません。
ただ、アメックスプラチナによる補償を考慮した上で検討するとより経済的だと思います。
補償額について
補償限度額については上記の通りとなります。
対象となる製品
- 日本国内で有効なメーカー保証期間が1年間の家電製品、パソコン、ワープロ、時計、 カメラ、電話機(SIMカードに割り当てられた電話番号を用いることで通話できる携帯式 機器、PHSおよびポケットベルを除きます。)およびこれに類する電化製品
- 日本国内で修理可能な製品
対象とならない場合
- メーカー保証がない製品及びメーカー保証期間が1年間以外の製品(6ヶ月、3年間など)
- 日本国内で修理不可能な製品
- 中古品及び転売を目的として購入された製品
- プリンター、ソフトウェア、周辺装置、コード及びバッテリーなどの製品本体に付属して使用する製品
- スマートフォン
- 携帯電話
- ラジコン模型およびこれらの付属品
- 眼鏡、サングラスなどの装身具類および衣服
スマホや衣服などまで補償されたらいいなあとは思いますが、さすがに虫が良すぎますね。
メーカー保証が1年のものについて、アメックスが追加で保証をしてくれているような、イメージです。
パソコンの画面破損などが対象になったという例もありますので、諦める前にアメックスに聞いてみることをお勧めします!
いずれにしても、大変心強い特典であることには変わりありません。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
アメックスプラチナの付帯保険のご紹介でした。
空港ラウンジやホテル上級会員資格などがピックアップされやすいですが、
実はアメックス保険にも力を入れているカードです。
高額な年会費にはきちんと理由があるのです。
ポイントなどを貯めることに重きを置いてカードを選ぶのであれば、
アメックスよりもコスパの良いカードが山ほどあります。
ただ、アメックスプラチナにはコスパだけでは片付けることのできない魅力があります。
実際に自分で使ってみることが、その魅力を知る近道です。
入会初年度は年会費を回収できる可能性が高いので、ぜひ検討してみてください。
ではまた!