資格取得サラリーマンの気まぐれblog

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会社に頼らず生きていくために

第11回 債権の売買

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今回は、債権についてもう少し深掘りしていきたいと思います。

突然ですが、債権の売買市場や利回り計算の方法をご存知ですか?

株式と違ってとっつきにくい印象があるかもしれませんが、

簡潔に解説しますので、最後まで読んで頂けると嬉しいです。

なお、前回は債権全般について大まかな解説をしました。

個人向け国債を購入する手順も紹介していますので、参考にしてみてください。

この記事を書いた人
20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】

 

前回の記事はこちら

www.kig58od2.com

 

債権はどこで売買されているの?

前回もお伝えしましたが、債権と言っても種類は膨大にあります。

株式投資では、上場銘柄が4000弱となっていますが、中小企業も含めると400万社程度と言われています。

もし、これら全ての会社が債権(社債)を発行したとすると膨大な量になることがお分かり頂けると思います。

したがって、証券取引所で売買できるのは国債をはじめ、一部の銘柄に限られています。

では、大部分の債権はどこで売買されているのかというと、それは店頭市場です。

店頭市場とは、証券会社や銀行などの金融機関と直接売買をする取引を指します。

同じ債権でも金融機関ごとに販売価格が異なりますので、注意が必要です。

売買代金の計算方法は?

購入できる債権には、「新発債」「既発債」の2種類があります。

読んで字の如く、新たに発行される債権とすでに発行されている債権です。

新発債は、購入期間や発行価格が決まっていますが、

既発債は、購入期間や発行価格に決まりがありません。

どちらも金融機関によって取り扱っている銘柄が異なることも特徴です。

では、実際の購入価格をシミュレーションしてみましょう!

 

新発債の場合

発行価格99円の債権を額面100万円分購入した場合

  • 100万円×99/100=99万円

新発債の場合は、委託手数料がありませんので、これが購入価格になります。

 

既発債の場合
  • 購入代金 = 額面金額 × 買付単価/100 + 委託手数料 + 経過利息
  • 売却代金 = 額面金額 × 売却単価/100 + 委託手数料 + 経過利息

取引市場で購入する場合は、証券会社に対する委託手数料が必要になりますが、
店頭市場で売買する場合は、手数料が単価に含まれています。

経過利息とは?

債権には、通常年2回の利払いがあります。

新発債を購入して期限まで保有していれば何の問題もありません。

ただ、利払い日よりも前に債権を売却したり、利払い日が過ぎてから債権を購入したりすると、

利息が受け取れなかったり、受け取れる利息が少なくなったりしてしまいます。

このような不公平をなくすため支払うのが経過利息です。

もう少し詳しく見てみましょう。

  • Aさんが、表面利回り1%の国債を単価101円で額面100万円分売却しました。

売却日が利払い日より前だった場合、Aさんが受け取ることのできる利息は以下の計算式で求められます。

  • 経過利息 = 額面金額 × 表面利率 × 経過日数/365日 × 0.8

経過利息は一定の場合を除き20%課税されますので、0.8を乗じています。

経過利息は、利払い日の翌日から譲渡日までの日数に応じて変化します。

例えば

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利払い日の翌日から譲渡日まで73日(計算を簡潔にするため)あったとします。
上記の計算式に当てはめてみましょう。

  • 経過利息 = 100万円 × 1% × 73日/365日 × 0.8 = 1600円

委託手数料がある場合には、売却金額から差し引きます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

債権の売買に伴う計算は少しややこしいように思えます。

ただ、計算の仕方さえ覚えてしまえば、売買方法と同様に簡単なのです。

基本的には四則計算だけで完結しますので、ぜひ覚えてみてください。

次回は、利回り計算について解説したいと思います。

では、また!