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第12回 債権の利回り計算

資格取得サラリーマン

前回は、債権の種類や購入方法について解説をしました。

利息の計算が少しややこしかったかもしれませんが、

購入については株式と同様でそこまで難しいものではありません。

ただ、債権を購入する上では利回りについても理解しておく必要があります。

そこで今回は、債権の利回りの計算方法について解説していきたいと思います。

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20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】

 

 

 

前回の記事はこちら

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債権の利回りとは?

利回りとは、簡単にいうと投資金額に対して得られたリターンの割合のことを指します。

例えば100万円を投資して1万円の利益が生じた場合、利回り1%となります。

債権の場合、売却時の損益はもちろん、保有期間に応じた利息や、償還日まで保有した際の償還損益など、計算する項目が多いのでわかりいくいと思います。

これらを大きく分類すると、利息だけを収益として計算する「直接利回り」と上記の項目を全て計算する「応募者利回り」「最終利回り」「所有期間利回り」に分けることができます。

それでは詳しくみていきましょう!

利息だけを計算する場合

直接利回り

投資金額に対してもらえる利息の割合を示したものです。

以下の計算式で算出することができます。

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表面利率が2%で償還期間10年の新発債を101円で購入した場合、

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これを計算すると1.98%となります。

今回は新発債を例に単利で計算をしました。

実際は、割引債を購入するケースもあろうかと思います。

債権の残存期間が1年以上ある場合には、複利で計算することが一般的ですので覚えておくとよいかもしれません。

参考までに計算式だけご紹介しておきます。 

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全ての項目を計算する場合

応募者利回り

新発債を購入して償還まで売却せずに保有し続けた場合の利回りを指します。

計算式は以下の通りです。

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例えば、

表面利率が2%で償還期間が10年の新発債を98円で購入した場合を考えてみましょう

計算式に当てはめてみるとこうなります。

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これを計算すると、応募者利回りは2.24%となります。

最終利回り

既発債を購入して償還まで売却せずに保有し続けた場合の利回りを指します。

計算式は以下の通りです。

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例えば、

表面利率が2%で償還までの残存期間が5年の既発債を102円で購入した場合を考えてみましょう。

計算式に当てはめるとこうなります。

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これを計算すると、最終利回りは1.57%となります。

所有期間利回り

新発債・既発債を問わず、償還まで保有せずに途中で売却した場合の利回りを指します。

計算式は以下の通りです。

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例えば、

表面利率が2%で償還期間10年の新発債を98円で購入し、5年後に102円で売却した場合を考えてみましょう。

計算式に当てはめてみるとこうなります。

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これを計算すると、所有期間利回りは2.45%となります。

まとめ

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いかがでしたでしょうか。

利回り計算の方法がいくつも出てきましたので、混乱している方もいらっしゃるかもしれません。

ただ、債権の購入と売却の時期によって計算式が異なるだけで、実は計算の目的は同じなのです。

簡単にまとめると、1年あたりの利息収入と売却損益を合算し、投資元本で割っているだけです。

債権はややこしいイメージがあるかも知れませんが、実は中身は単純です。

少しでも参考になれば幸いです。

では、また!