資格取得サラリーマンの気まぐれblog

会社に頼らず生きていく

〜サラリーマンこそ知識武装〜

第17回 社会保障の基礎

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前回までは、株式投資で必要な知識について取り上げてきました。

投資なんかしたことない!という方は、第1回の記事から見て頂ければ資産運用の始め方のイメージは掴めると思います。

さて、今回からは、生きていく上では外せない、医療制度や年金制度について取り上げたいと思います。

これらを総じて、社会保障と呼んだりもしますが、

  • 新入社員に聞かれても困る
  • 新社会だけど何にもわからない

と言った不安を解消できるよう、基礎から簡単に解説していきたいと思います。

この記事を書いた人
20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨1部上場企業の営業マン。会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】

 

社会保障って何?

社会保障と聞いてどのようなイメージをお持ちですか?

私は社会人になりたての頃、「年金」や「医療」といったフワッとしたイメージしかありませんでした。

あながち間違ってはいませんが、もう少し詳しく説明すると、

社会保障とは、「病気や怪我、死亡、出産、失業、高齢など、人生で発生するであろうリスクに対して、国が責任を持って安定をもたらしてくれる仕組み」のことを指します。

実は憲法25条によって規定されているものなのです。

  • 第1項 すべて国民は、健康で文化的な最低限度の生活を営む権利を有する。
  • 第2項 国は、すべての生活部面について、社会福祉、社会保障及び公衆衛生の向上及び増進に努めなければならない。

中学校でも習う生存権に関する有名な条文ですね。

社会保障の役割とは?

社会保障の役割は、個人の力だけで備えることに限界がある生活上のリスクに対して、幾世代にもわたる社会全体で、国民の生涯にわたる生活を守っていくことです。

例えば、病気になって働けなくなったとか、リタイア後の収入が全くない等、自立した生活を送ることが困難になりそうな場合でも、雇用保険老齢年金などの受給によって生活を継続していくことができるようになっています。

これらの制度を運用するにはもちろんお金が必要です。

そのお金は実は我々国民が社会保険料として納付しています。

サラリーマンであれば毎月の給料から天引きされているのではないでしょうか。

国民の生活を生涯守っていく制度を運用するわけですから、全国民が強制加入しています。
「まだ給料が少ないから払いたくない」というのは許されないのです。

ただ、制度設計上、社会保険料は所得に応じて金額が決められています。

所得の多い人はたくさん保険料を支払い、所得の少ない人は少ない保険料の支払いでOKということです。

支払った保険料の多い少ないで受けられるサービスに差はありませんので、誰でも平等にサービスを受けることができる仕組みになっています。

社会保障の全体像

社会保障の果たす役割などはお分かり頂けたかと思いますが、一度全体像を確認しておきましょう。

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広い意味で「社会保険」という時は、

  • 医療保険
  • 介護保険
  • 年金保険
  • 労働保険

などが含まれます。

公的扶助は生活保護や災害時の救援など、公衆衛生は感染対策など、社会福祉は児童福祉や老人福祉などが含まれます。

狭い意味で「社会保険」という時は、

  • 医療保険
  • 介護保険
  • 年金保険

この3つを指していることが多いです。

詳細は次回以降で取り上げたいと思いますが、簡単に解説しておきます。

医療保険

医療保険とは、医療機関での実費を現物給付するものです。

病院での支払いは保険証を提示するだけで、3割負担になっているはずです。

これは残りの7割を保険者(保険証を発行している団体)が支払ってくれているからです。

保険者については、会社員なのか自営業なのかでも異なりますので、次回以降で解説します。

介護保険

介護保険は、介護サービスまたは予防サービスを受けることができるものです。

要介護認定された方は、訪問介護や老人保険施設でサービスを受けることができますし、要支援認定された方は、口腔ケアや栄養指導、筋力トレーニングなどの予防サービスを受けることができます。

費用は原則1割の負担で、一定の上限額を超えた場合には、高額サービス介護費として払い戻しを受けることができます。

年金保険

年金保険とは、よく耳にする「年金」そのものです。

現役世代が納めた保険料によって、高齢者になった時(原則65歳)に生涯に渡って現金が支給される仕組みになっています。

老後2000万円問題などで世間を賑わせた話題ですね。

年金制度は大きく分けると3階建になっています。

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  • 1階 → 全国民が強制加入の「国民年金」
  • 2階 → 自営業者が対象の「国民年金基金」と会社員等が対象の「厚生年金保険」
  • 3階 → 一部の企業で採用されている「企業年金など」

詳細は、別の記事にて解説したいと思います。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

今回から、投資の話題から社会保障の話へ大きく舵を切りました。

勉強したからといってお金が増える訳ではありませんが、自分を守る武器にはなります。

最たる例が、生命保険への加入です。

本当に必要な場合には加入すべきですが、社会保障でまかなえる分まで準備する必要はありません。

労働の対価として得た大切なお金を適切に使えるように知識武装していきましょう。

では、また!