資格取得サラリーマンの気まぐれblog

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第21回 雇用保険とは

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日本の労働者のほとんどはサラリーマンと言われておりますが、もし万が一働けなくなってしまった場合に、どのような救済制度があるかご存知でしょうか。

失業、育児、介護など人生で直面するであろうイベントに対して給付をしてくれるのが雇用保険です。

今回は、雇用保険の内容についてポイントを絞ってご紹介したいと思います。

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20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨1部上場企業の営業マン。資格試験の勉強で得た役立つ知識と勉強法、思考法を発信しています。週3日更新で雑記ブログを運営中。(資格取得、金融関連、旅行関連) 取得済【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】勉強中【宅建、簿記2級】

 

 

 

雇用保険とは

雇用保険とは、労働者の生活及び雇用の安定と就職の促進のために、失業された方や教育訓練を受けられる方等に対して、失業等給付を支給するものです。

また、失業の予防、雇用状態の是正及び雇用機会の増大、労働者の能力の開発及び向上その他労働者の福祉の増進等をはかるための二事業を行っています。

要するに、仮に失業しても現金が支給と求職活動の手助けを受けることができるセーフティネットのことです。

原則として、全ての事業所に勤務する従業員が対象となります。

(自営業者は適用外です。)

保険料については、以下をご覧ください。

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出典:厚生労働省

一般の事業に勤務される方は、賃金総額×0.009%の負担となります。

ただし、0.006%は事業主が負担しますので、労働者の負担は0.003%となります。

月額賃金が20万円であれば600円ほどの負担ということになります。

気になる方は給与明細を確認してみてください。

詳細は後述しますが、これだけの負担でかなり手厚い給付を受けることができるという

のはメリットの方が大きいと思います。

受けられる主な給付

ここからは雇用保険で受けられる主な給付について紹介したいと思います。

基本手当

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基本手当とは、被保険者(労働者)が離職や失業した場合に、求職活動中の生活費を補填するものです。

仕事がなくなって収入が断たれても、生活を維持できるように設けられている制度です。

雇用保険の給付の中でも基本手当が一番重要なものになるかと思います。

受給資格

受給資格は以下の2点です。

  • 離職の日以前2年間で雇用保険の被保険者期間が12ヶ月以上あること
  • 働く意思と能力はあるが、職業につくことができない状態にあること
受給手続

受給までの大まかな流れは以下の通りです。

詳細はハローワークでご確認ください。

  1. 離職票を受け取る
  2. 住所を管轄するハローワークへ求職を申し込む
  3. 受給資格が決定されると受給資格者証が交付される
  4. 4週間に1回の失業日が指定される
  5. 失業日にハローワークにて受給資格者証と失業認定報告書を提出
  6. 基本手当が4週間に1回支給される
受給期間

上記の手続きを終えれば基本手当を受給することができます。

受給期間は、離職をした日の翌日から1年間で、病気などで30日以上継続して職業に就くことができない場合には延長申請が可能です。

なお、受給額の目安ですが、月額賃金が20万円の方であれば、13.5万円/月ほど受給することができます。

給付制限

受給手続きをすればすぐに受給できる訳ではありません。

それが給付制限という縛りで、受給手続日から7日間は基本手当を受給することができません。

自己都合退職の場合には、さらに1-3ヶ月間は支給されないケースもあります。

一般教育訓練給付金

厚生労働大臣が指定する教育訓練を受講・修了した場合、実費の20%(上限10万円)が支給されるものです。

詳細はこちら(社会人のスキルアップは国から補助が出る!〜教育訓練給付制度〜 )をご覧ください。

育児休業給付金

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労働者が育児休業を取得しやすくすることを目的とした制度です。

受給資格

育児休業を開始した日以前2年間で被保険者期間が12ヶ月以上あること

受給手続

2ヶ月に1度、在職中の事業所を管轄するハローワークへ申請が必要

受給期間

原則、子供の1歳の誕生日の前々日までですが、保育所等での保育の実施が難しいなど、一定の要件を満たす場合には2歳まで延長可能です。

なお、受給額の目安ですが、月額賃金が20万円の方であれば、13.4万円/月ほど受給することができます。

介護休業給付金

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介護休業をした労働者に一定額を支給する制度です。

受給資格

介護休業を開始した日以前2年間で被保険者期間が12ヶ月以上あること

受給手続

在職中の事業所を管轄するハローワークへ申請

受給期間

介護休業開始日から93日が限度となります。

なお、受給額の目安ですが、月額賃金が20万円の方であれば、13.4万円/月程度を受給することができます。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

サラリーマンであれば誰しも加入している雇用保険を知らなかった方もいるのではないでしょうか。

先日解説した社会保険(第17回 社会保障の基礎 )もそうですが、なぜ新入社員の時にこういう大事なことを教えてくれないのかと思ってしまいます。笑

贅沢はできなくても生きていくことはできると思えば少しは気が楽になるのは私だけですかね。笑

毎月支払っている保険料で、どんなサービスが受けられるのか知るだけでも意味があると思います。

少しでも参考になれば幸いです。

では、また!