資格取得サラリーマンの気まぐれblog

会社に頼らず生きていく

〜サラリーマンこそ知識武装〜

高学歴ほど年収が高いのは本当か?

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いい大学に入って立派な企業に就職しなさい
そうすれば人生安泰だから

こんな事をご両親や先生から言われた経験はありませんか?

私は学校の先生から耳にタコができるほど言われていました。

ふと周りが気になったので聞いてみたところ、大抵の人が経験ありと回答しました。

そこで今回は、学歴と年収は関係があるのか調査してみました。

この記事を書いた人
20200404185151
資格取得サラリーマン

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。
会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。
座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」
取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】

 

 

日本人の平均年収は441万円!

 

 

(単位:千円)

給  料・手  当

賞      与

給      与

3,710

697

4,407

学歴別に年収を比較する前に、まずは日本全体の平均年収を見てみましょう。

国税庁の平成30年分民間給与実態統計調査によると、

日本人の平均年収は約441万円(平均年齢:46.4歳)となっています。

あくまでも平均ですので、正規・非正規・男女・大企業・中小企業などの分類を全てひっくるめた数値です。

アベノミクスで景気は好調だと言われておりましたが、昨年の増税の影響か、GDPはマイナスとなっています。

給料が大きく上昇したわけではありませんので、なかなか実感しにくいですが、平成29年度と比較すると実は2.0%増加しています。

46歳以下で平均より年収が高い方は、恵まれた環境だと言えそうです。

ただ、昨今はコロナウイルスや原油価格の影響で、株式市場は大荒れとなっています。

就活市場は今まで学生が有利な立場にありましたが、内定切りが話題になる等、これからは流れが変わりそうです。

景気後退によって年収ダウンの可能性もゼロではありませんので、世の中の動きをウォッチしておきましょう。

高学歴の方が年収は高い

(単位:千円)

学歴&年齢階級

男女計

規模計

大企業

中企業

小企業

学歴&年齢計

306.2

349.0

292.9

268.3

大学・大学院卒

371.6

404.8

353.8

317.5

高専・短大卒

281.2

307.1

277.2

261.3

高校卒

266.1

297.1

252.3

252.4

中学卒

248.7

278.1

234.1

247.5

平成30年の賃金構造基本統計調査を元に、学歴と企業規模の2軸で月収を抽出しています。

では、本題の学歴別の年収を比較して見ましょう。

(先ほどの年収と基準にしているデータが異なりますので、誤差についてはご了承ください。)

学歴区分以下の通りです。

  • 大学・大学院卒
  • 高専・短大卒
  • 高校卒
  • 中学卒

企業規模は以下の通りです。

  • 大企業
  • 中企業
  • 小企業

*調査労働者の属する企業の全常用労働者数の規模をいい、当概況では、常用労働者 1,000人以上を「大企業」、100~999人を「中企業」、10~99人を「小企業」に区分している。

調査年6月分の賃金等(賞与、期末手当等特別給与額については調査前年1年間)について同年7月に調査を行う。

とありますので、年収はこの月給12ヶ月分として算出しています。
ボーナス抜きの金額ですので、前述の民間給与実態統計調査より、数字が低めに出ています。

(単位:万円)

学歴&年齢階級

男女計

規模計

大企業

中企業

小企業

学歴&年齢計

367

419

351

322

大学・大学院卒

446

486

425

381

高専・短大卒

337

369

333

314

高校卒

319

357

303

303

中学卒

298

334

281

297

それでは詳しく見ていきましょう。

大学・大学院卒の平均年収は446万円です。

ボーナス抜きの金額でも日本の平均年収を上回っています。

月給にして40万円ほどですから、独身であれば余裕のある生活を送れそうですね。

高卒の場合、平均年収は319万円です。

年収に差があっても、高卒の方が労働期間が長いので、生涯賃金が多い!!!

という声を大学時代によく耳にしました。

当時は、大学に通いながらバイトをしていましたので、どんなに頑張っても月5万円が限界でした。

一方、高卒で社会に出ている友人は月給で20万円程度もらっていました。

自分が社会人になった時、どのくらいの給与がもらえるのかもわからなかったので、羨ましいと思ったのを覚えています。

上記データを見る限り、高学歴もしくは大企業の方が給与は高い傾向にあります。

あくまでも平均データですので参考程度でお考えください。

高卒でも私より年収の高い友人は何人もいますので。

高卒と大卒の年収差は127万円

では、実際に高卒と大卒の給料差はどの程度あるのでしょうか。

結論、大学・大学院卒と高卒の年収差は127万円になります。

繰り返しになりますが、上記金額はボーナス抜きです。

大企業ほどボーナス支給額は多い傾向にありますので、就職先の企業によっては、

この金額差は変動するものとお考えください。

仮に高卒18歳で就職したA君と、大卒22歳で就職したB君を比較してみましょう。

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A君は高校卒業後、すぐに就職をして働き始めます。

高卒の平均年収は319万円です。

一方のB君は大学へ進学しました。

学費として年間100万円×4年=400万円の出費と仮定します。

(計算を簡単にするために、一人暮らしによる生活費や家賃などは割愛)

B君が就職する頃、A君は勤続5年目を迎えます。

この時点での給与合計は

  • A君:1277万円(4年分給与)
  • B君:−400万円(4年分学費)

となりA君とB君の差額は1,600万円強となります。

この1,600万円分の差額が逆転するのは、18年目となります。

60歳定年とすると、B君は38年間勤務できますので、最終的な差額は2,627万円となります。

仮に学費400万円+生活費&家賃で1000万円=1400万円かかったとしても、

計算上は元が取れるということになります。

あくまで平均を元に計算をしていますので、昇給などは一切考慮していません。

まとめ

いかがでしたでしょうか。

データ上は高学歴の方が年収は高い傾向にあります。

学費や生活費などを考慮しても、元が取れるような年収推移です。

ただ、注意して欲しいのは、「高学歴だから高年収」ではないということです。

高年収の方がたまたま高学歴だっただけです。

社会にでると学歴が役に立つ場面はほとんどありません。

学生時代は偏差値が評価基準でしたが、社会人は違います。

大卒だからと言ってあぐらをかいていると、足元をすくわれますのでご注意を。

では、また!