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独学で行政書士!行政不服審査法 ポイントまとめ③〜審査請求の流れ〜

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行政不服審査法 ポイントまとめの第3回目です。

今回は審査請求をした後、どのような流れで手続きが進められていくのかを見てみましょう。

 

審理手続きの流れ

大まかに以下のような手順をとります。

  1. 審査請求書の提出 (請求人→審理員)
  2. 審査請求書の送付・弁明書の提出要求(審理員→処分庁など)
  3. 弁明書の提出(処分庁など→審理員)
  4. 弁明書の送付(審理員→請求人)
  5. 反論書の提出(請求人→審理員)
  6. 反論書の送付(審理員→処分庁など)
  7. 審理手続きの終了時、審理意見書作成(審理員)
  8. 審理意見書と事件記録を審査庁へ提出(審理員→審査庁)
  9. 審理意見書を行政不服審査会などに諮問(審理員)

では1つずつ見ていきましょう。

審査請求書の提出 (請求人→審理員)

審査請求人から審理員に対して審査請求書を提出します。

審理員とは審査請求の審理を行う審査庁から指名された職員のことです。

公平に審理を行うため、処分に関与しないことが条件とされます。審査請求書の送付・弁明書の提出要求(審理員→処分庁など)

審理員は直ちに審査請求書(書面の場合)または審査請求録取書の写し(口頭の場合)を処分庁へ送付しなければなりません。

弁明書の提出(処分庁など→審理員)

相当の期間を設けて、処分庁に対して弁明書の提出を要求しなければなりません。簡単に言うと、弁明書とは審査請求書に対する意見陳述書のようなものです。

弁明書の送付(審理員→請求人)

弁明書は審理員を経由して審査請求人に送付されます。

反論書の提出(請求人→審理員)

弁明書の記載事項に反論したい場合は、反論書を提出します。

反論書の送付(審理員→処分庁など)

反論書は審理員を経由して処分庁などに送付されます。

審理手続きの終了時、審理意見書作成(審理員)

審理手続きが終結した時は、遅滞なく審理意見書を作成しなければなりません。

審理意見書とは、審査庁がすべき裁決に関する審理員の意見書です。

審理意見書と事件記録を審査庁へ提出(審理員→審査庁)

審査庁の判断は、審査請求人と処分庁の意見を公正に取り入れた上でなされるべきですので、審理員の判断をもとになされるような仕組みが導入されています。

審理意見書を行政不服審査会などに諮問(審理員)

審査庁の裁決内容の公正さを保つため、行政不服審査会などへの諮問が義務付けられています。

口頭意見陳述について

審査請求の審理に関しては、簡易的かつ迅速に進める必要がありますので、書面での審理が原則です。

一方で、権利・利益の確保という側面で見ると、口頭での意見陳述ができないというのは心許ない感じがします。

そこで、審査請求人または参加人の申し立てがあった時は、意見を述べる機会を与えなければならないと規定されています。

ただし、それが困難であると認められる場合は除きます。

参加人制度について

利害関係人にも言い分を伝える機会を与えるため、参加人制度が設けられています。

 利害関係人(審査請求人以外の者であって審査請求にかかる処分または不作為にかかる処分の根拠となる法令に照らし当該処分につき利害関係を有すると認められる者をいう。)は、審理員の許可を得て、当該審査請求に参加することができます。

 

また、審理員が必要と認める場合も、利害関係人に対し、当該審査請求に参加を要請することができます。

職権探知主義について

行政不服審査法には審理員が職権で以下を行うことができると規定されています。

これを職権探知主義と言います。

  • 物件の提出要求
  • 参考人の陳述および鑑定の要求
  • 検証
  • 審理関係人への質問

 

次回は裁決の種類についてまとめていきます。 

 

 

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