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独学で行政書士! 民法ポイントまとめ-28- 〜担保物権③先取特権〜

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先取特権とは

先取特権とは、給料債権のように特に保護すべき債権を有する者は、債務者の財産から他の債権者に優先してその債権の弁済を受けることができる権利を指します。

[例]

  • Aは従業員Bに対して給料を20万円を支払っていなかった
  • Aは銀行からの借り入れが80万円あり、こちらも支払っていなかった
  • Aの手持ち現金は20万円であった

債権者平等の原則によると、債権者が複数いて債務者の財産が債権の総額に満たない場合、債権者は自分の持っている債権額に応じて平等に分配を受けることになるのが原則です。

したがって、上記事例ではBに4万円、銀行に16万円支払うように思えますが、これは誤りです。

給料債権は先取特権に該当しますので、Bは20万円全額の分配を受けることができます。

先取特権の種類

先取特権は以下の3種類に分かれます。

一般先取特権

被担保債権には、共益の費用・雇用関係・葬式の費用・日用品の供給の4種類があります。

動産先取特権

不動産の賃貸借や動産の保存・売買などによって生じた債権を有するものは、債務者の特定の動産について先取特権を有します。

不動産先取特権

不動産の保存・工事・売買によって生じた債権を有するものは、債務者の特定の不動産について先取特権を有します。

先取特権の効力

優先弁済権

先取特権の中心的な効力で、目的物を強制的に換価して優先的に弁済を受ける権利です。

物上代位

先取特権は、その目的物の売却・賃貸・滅失または損傷によって債務者が受けるべき金銭その他のものに対しても行使することができます。

これを物上代位と言いますが、物上代位を行使するためには払渡しまたは引渡しの前に差し押さえなければなりません。

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