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独学で行政書士! 民法ポイントまとめ-33- 〜債務不履行とは〜

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債務不履行とは

 債務不履行とは、債務者が債務の履行をしないことをいい、履行遅滞履行不能不完全履行の3種類があります。

 債務不履行の条件

履行遅滞

  1. 履行が可能であること
  2. 履行期を徒過したこと
  3. 履行期に履行ないことにつき違法性があること

履行不能

履行不能かどうかは社会通念によって判断されます。

引き渡すべき目的物が滅失した場合などがあります。

不完全履行

不完全履行は損害という観点から2つに分かれます。

瑕疵型

給付の目的物に瑕疵がある場合

拡大損害型

目的物の瑕疵が原因で、給付した目的物以外に損害が発生する場合

債務不履行の効果

債務不履行があった場合、債権者は履行の強制・損害賠償請求・解除のいずれかの措置を取ることができます。

履行の強制

債務者が任意に債務の履行をしない時は、債権者は強制履行を裁判所に請求することができます。

具体的な方法については債務の種類によって異なります。

直接強制

債務者の財産に対して実力行使し債務者の意思を無視して債権の内容を実現する方法

代替執行

債務者に代わって第三者に債務の内容を実現させ、それに要する費用を債務者から強制的に徴収する方法

間接強制

債務を履行しないことに対し一定額の金銭の支払いを命じることにより、債務者の履行を経済的に強制する方法

損害賠償請求

損害賠償は、別段の意思表示がない時は金銭をもってその額を定めるものとされています。

債務の不履行に対する損害賠償の請求は、これによって通常生ずべき損害の賠償をさせることをその目的としています。

債務の不履行に関して債権者に過失があった場合には、裁判所はこれを考慮して、損害賠償の責任及び額を定めるものとされ、これを過失相殺といいます。

解除

解除とは、契約成立後に生じた一定に事由を理由として、契約の効力を一方的に消滅させる意思表示のことです。

解除要件は債務不履行の態様によって異なります。

履行遅滞
  • 弁済期の徒過
  • 弁済期の徒過が違法
  • 債務者の帰責事由
  • 相当の期間を定めた催告
履行不能
  • 履行の不能
  • 債務者の帰責事由
不完全履行
  • 事後的に完全な履行が可能 ⇨ 履行遅滞に準ず
  • 事後的に完全な履行が不可能 ⇨ 履行不能に準ず

契約の解除は、相手方に対する意思表示によってなされ、解除の意思表示は撤回することができません。

そして、当事者の一方が解除権を行使した時には、各当事者は原状回復義務を負います。

 

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