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独学で行政書士! 民法ポイントまとめ-40- 〜債権譲渡②〜

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 指名債権とは

指名債権とは、債権者が特定されていて債権の成立・譲渡のために証書の作成・交付を要しない債権のことです。

対抗要件

指名債権の譲渡は、譲渡人が債務者に通知をし、または、債務者が承諾をしなければ、第三者に対抗できません。

この通知はまたは承諾は、確定日付のある証書によってしなければなりません。

債権が二重に譲渡された場合、譲受人相互の優劣は、確定日付のある通知が債務者に到達した日時または確定日付のある債務者の承諾の日時の先後によって決定します。

[例1]

  • AはBに対して有していた100万円の貸金債権をCに譲渡した
  • CはBに対して100万円の支払いを請求した

この場合、Cは通知または承諾がなければBに対して支払いを請求できません。

[例2]

  • AはBに対して有していた100万円の貸金債権をCに譲渡した
  • Aはその後、Dに対してもBに対する100万円の貸金債権を譲渡した
  • CはBに対して100万円の支払いを請求した

この場合、Cは確定日付のある証書による通知または承諾がなければ、Dに対して貸金債権の取得を主張できません。

 

指名債権譲渡の効果

指名債権が譲渡されると。債権は同一性を失わずに移転し、各種の抗弁権も当然に移転します。

債務者が異議をとどめない承諾*1をした時は、譲渡人に対抗することができなくなります。

異議をとどめない承諾により、抗弁が切断された場合には、債務者がその債務を消滅させるために譲渡人に払渡したものがある時はこれを取り戻し、譲渡人に対して負担した債務がある時はこれを成立しなものとみなすことができます。

ただし、債権の譲受人が善意無過失であることが要求されます。 

番外編:独学では不安な方へ

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*1:*債務者が承諾に際して債権の不成立・債権の消滅などの抗弁を譲渡人に対して有することを留保しないでする承諾