就活生の皆さんはこんな疑問を持ったことはありませんか?
- 就活って学歴関係あるの?
- 大手に入れるのは高学歴だけでしょ?
私が就活をしていた5年ほど前のエピソードをご紹介しながら、疑問にお答えしていきたいと思います。
今とは状況が少し異なるかもしれませんが、「当時の就活ってそんな感じだったんだー。」くらいで受け止めてもらえれば幸いです。
高学歴は就活で有利なのか?
語弊を恐れずに結論から申し上げると、高学歴は就活で有利です。
チャンスが多いと言った方が正確かもしれません。
何がどう有利なのか、チャンスが多いとはどういうことなのか、
私が早稲田大学の看板にお世話になりながら、就活をしていた頃のエピソードをご紹介します。
就活のスケジュール
私が就職活動をしていた当時は、以下のようなスケジュールでした。
- 12月:リクナビ・マイナビ登録開始
- 01月:企業説明会・ES提出
- 02月:SPI & 1次面接
- 03月:2次面接
- 04月:最終面接
周りの学生たちは、上記スケジュールを見越して、8月頃から企業研究やインターン参加など準備を進めていました。
一方私は、サークル活動とゼミの論文執筆2本、アルバイト2つで手いっぱい。
就職活動の準備なんかしている時間はありませんでした。
企業説明会で発覚した学歴フィルター
私がリクナビやマイナビに登録したのは1月下旬でした。
早々にESを通過させ、面接に進んでいる学生が多く焦りまくっていたのを覚えています。
完全に出遅れた私は大急ぎで数社をピックアップし、企業説明会の申し込みをしたところ、学歴フィルターでは?と疑われる場面に遭遇しました。
当該企業は、ES提出の前に「企業説明会に参加すること」という条件がありました。
企業説明会の日程は5日間で20枠用意されており、全日程申込みが可能でした。
すでに申込みをしていた東大に在籍する友人に聞いてみると、25枠空いているとのこと。
(私の方が遅く申込みをしているのに、東大の彼のほうが空き枠が多い!?)
これはおかしいと思いました。
青山学院に在籍する友人に確認してもらったところ、10枠空いているとのこと。
(これはいよいよ怪しい。。。)
某大学の友人にも確認してもらいましたが、空き枠なしとのこと。
以上まとめると・・・
- 東 京 大 学 → 空き枠25
- 早 稲 田 大 学 → 空き枠20
- 青 山 学 院 → 空き枠10
- 某 大 学 → 空き枠なし
これは学歴フィルターですよね。。。
ちなみにもっとあからさまな企業もありました。
企業説明会の会場が以下のようなグループに分けられていたのです。
- 東大・東工大・一橋大グループ
- 早慶上智グループ
- MARCHグループ
- その他
他のグループがどのような説明会だったのかは不明ですが、
私の早慶上智グループは、企業説明の後に大学OBOGの若手社員との交流会が設定されていました。
選考には全く関係がないとのことでしたが、翌日、早稲田卒の若手社員から最終面接の連絡をもらいました。
高学歴は入社後も有利なのか?
答えはどっちでもない。笑
入社して5年が経ちますが、出世している人をみると、どっちもどっちです。
高学歴だから出世するのか、出世した人が高学歴だったのか、もはやわからないのです。
会社には、いろんな人がいます。
- 上司の指示を完璧にこなす人
- ごますりの全方位外交が得意な人
- 圧倒的な実力でのし上がる一匹オオカミ
- 人望が神
- 最低限しか仕事をしない人
- 常に暇そうな人
社内を見渡してわかったことは、頭がいい(高学歴)と仕事ができるは必ずしもイコールではないということです。
私が現時点で考える最強の人材は、向上心とコミュニケーション能力を兼ね備えた素直な人間です。
こういうタイプは人間関係で問題を起こすリスクが少なく、成長スピードが圧倒的なので重宝されます。
まとめ
高学歴は就活では有利!
入社後は実力勝負!
向上心とコミュニケーション能力のある素直な人間が最強!