社会人の皆さんは勉強時間の確保はできていますか?
社内の40歳以下の方、10名ほどに聞いてみましたが、ほとんどの方が30分未満でした。
一方で、私は1日2時間30分を確保しています。
残業があっても、飲み会があっても、家事があっても変わりません。
もちろん仕事をサボっているわけではありません。笑
大切なのはスキマ時間を活用することです。

早稲田大卒⇨東証1部上場企業の社畜営業マン。
会社の看板なしでも活躍できるスキルを得るため、資格取得を通じて効率的な勉強法を模索中。
座右の銘は「自反而縮雖千萬人吾往矣」
取得済資格 【行政書士、ビジ法2級、FP2級、AFP、ITパス】
なぜ社会人は時間がないのか
社会人はなぜそんなに忙しいのでしょう。
シンプルにやることが多すぎませんか?
私自身そう思っていました。
ただ、本当にそんなに忙しいのかと自問してみると、忙しいと感じているだけだということが判明しました。
物事に優先順位をつけていなかっため、結果的に時間がなくなって、忙しく感じていたのです。
誰しも1日は24時間です。
この24時間の使い道をうまくコントロールできないと時間はいくらあっても足りません。
残業、飲み会、家事、育児..etc 数えたらきりがない程、やるべきタスクが盛りだくさんだと思います。
これらを全てこなしてから勉強しようなんて疲れ果てて無理ですよね。
そこで発想の転換をしてみましょう。
やりたいことをするために、やらないことを決めるのです。
やらないことを決める
社会人が時間を作り出すには、とにかく仕事をしている時間を短くすることが必須です。
そのためには何が必要でしょうか。
業務時間内に仕事を終えるには、とにかく効率よく仕事をこなすことが重要なのは間違いありません。
ただ気をつけて頂きたいのは、仕事の効率が良い=仕事が増える可能性があるということです。
社内の人間がすべて効率よく仕事をしているわけではありません。
皆さんの周りに働かないおじさんはいませんか?
私の職場にはたくさんいます。笑
そのような人から仕事が回ってきてしまうと、いつまでも帰れず残業ということになります。
明日までにお願いなどと期限を設けられた時には最悪です。
これらを避けるために必要なのが、やらないことを決めるということです。
この仕事は、今このタイミングでやらなければならないのか。明日以降に回せないか。
そういった視点で仕事を振り分けていきます。
そうすると、意外にもいまこのタイミングでやらなければならない仕事というのは、とても少ないということに気がつきます。
優先順位の高い仕事にフルコミットして作業をこなせば、定時帰りも夢ではありません。
スキマ時間の活用方法
上記のように定時帰りを実現できれば万々歳ですが、そう上手くはいかないケースもあるでしょう。
私は毎日の行動時間を記録しているのですが、無駄な時間の多さに驚愕しました。
睡眠時間を8時間、仕事での拘束時間を10時間とすると、残りは6時間しかありません。
この6時間を家事、育児、食事、自由時間に当てると残りは何時間になりますか?
思っていたより自由な時間が少ないのではないでしょうか。
そんな時に活用すべきのがスキマ時間です。
私は1日2時間30分を勉強時間に当てています。
1日のうち最も拘束時間が長いは「仕事の時間」ですので、まずはここから手をつけます。
10時間の内訳はこうです。
- 通勤で往復1時間
- 昼休憩で1時間
- 職場での拘束時間が8時間
通勤1時間と昼休憩で30分を確保すれば、帰宅後に1時間確保すればOKということになります。
家に帰っってから2時間30分を確保しようとしていた頃とは、精神的な余裕が全く違います。
通勤時間が短い方は、少し早めに家を出て職場近くのカフェで勉強するというのもよいかもしれません。
気合を入れすぎると挫折するので、15分や30分など短い時間で区切るのがポイントです。
帰宅後は夕食前に15分、入浴時間を活用して30分、就寝前に15分、これで1時間となりますので、トータルで2時間30分の捻出に成功です。
まとめ
いかがでしょうか。
まずは1日でいいので、何にどのくらい時間を割いているのかを把握してみましょう。
大部分を占めている時間の中で勉強に活用できそうな時間がないか検討します。
何時間も通しで勉強しようとするとできなかった時や計画が遅れ始めた時にリカバリーが難しくなります。
したがって、まずは1コマ15分~30分に区切ることをおすすめします。
時間計測の方法やおすすめの勉強ツールについては次回以降取り上げたいと思います。
一緒に頑張りましょう!