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【Bookレビュー】「朝4時起き」の超習慣術:中島孝志

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今回は『「朝4時起き」の超習慣術』のブックレビューをしていきたいと思います。

この本を読もうと思ったきっかけはシンプルで「早起き」をしたかったからです。

大学時代には朝4時起きでバイトをしていたので、早起きは得意でした。

しかし、社会人になると残業があったり、突発的に飲み会が入ったりと、生活リズムが狂うことが多々あります。

毎日の就寝時間が異なるため、起床時間もずれてしまい、朝は大急ぎで家を出るということが通常運転でした。

「このままではいけない」と、巷に出ている「早起き」や「朝型」をテーマにした本を読み漁ろうと思ったのがきっかけです。

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著者情報

中島孝志(なかじま・たかし)

東京生まれ。

早稲田大学政治経済学部政治学科、南カリフォルニア大学大学院修了。

PHP研究所、東洋経済新報社を経て独立。

経営コンサルタント、経済評論家、ジャーナリスト、作家出版プロデューサー、大学・ビジネススクール講師。

読書は年間3,000冊。

本の対象者

  • 夜型から朝型に切り替えたいけど方法がわからない人
  • 朝型になるとどんないいことが降りかかってくるか知りたい人
  • 朝型になるだけで成功も幸福も思いのままになることを知りたい人

本の概要

早起きには多くのメリットがある

早起きには数えきれないほどのメリットがあります。

仕事でも勉強でもスタートが早く切れますし、飛行機の早朝割引など金額的に得するケースも多いです。

そして何より、早起きすると1日が長くなるので有効に時間を使うことができますし、早起きをしなければならないので前日の夜に無理をすることもありません。

朝型は仕事&勉強&お金儲けと相性抜群

仕事について

早起きで有名な経営者は多いです。

例えば、トヨタ自動車の豊田章男さんや楽天グループの三木谷浩史さん、ソフトバンクグループの孫正義さん等です。

早く起きて仕事をするということは、人よりも1日のスタートが早いということですので、心に余裕が生まれます。また、早朝は誰にも邪魔されない時間ですので、効率が格段によくなります。

勉強について

1日は24時間しかありません。

これは誰でも平等です。

やりたいことが多いと時間は常に赤字状態となります。夜に勉強をしようと思っても、会社の同僚との付き合いでお酒を飲めば集中力が欠けますし、早く寝たいと思うでしょう。

効率的に勉強をしようと思ったら、活用すべきは朝の時間です。

夜は何か予定が入るかもしれないので、夜に勉強することは諦めて、朝の時間を生かすのです。

お金儲けについて

世界中どこかの株式市場がオープンしているので、投資関連の情報は早朝更新が多いです。

この情報を参考にするかしないかで成果も大きく変わる訳ですから、金融機関や証券会社に勤務するビジネスパーソンは朝が早いのです。

また、最近は上場企業でも副業OKの会社が増えてきました。

アベノミクスでも給料は上がらず、社員と会社の関係はドライになりつつあります。

早起きして生み出した朝時間を副業に当てるのも、これからの時代を生き抜く1つの手法になり得ます。

番外編:ヒトラーは夜型が原因で国を崩壊させた?

アメリカ大統領アイゼンハワーが指揮するノルマンディ上陸作戦によって、ドイツ軍は決定的な敗北を喫するのですが、その原因はヒトラーが夜型だったからとも言われています。

ヒトラー大本営では午前5時30分には「フランスに連合軍が上陸する動きがある」という情報を受け取っていました。

しかしヒトラーは午前4時に睡眠薬を服用して眠りについたばかりでした。

睡眠薬で寝入ったヒトラーを起こすことはできず、連合軍上陸の重大情報がヒトラーに伝わったのは、アメリカが公式発表をした後の午前10時でした。

朝型人間になるポイントは「習慣化」すること

早起きをしようと意気込んでみたものの、目覚ましがなってから「もう1分だけ」と踏ん切りが悪いのは、一度かけたエンジンをすぐに切ってしまうことに似ています。

早起きを面倒だと思ってしまってはNGなので、早起きを楽しみだと思える方法を自分なりに探してみることが重要です。

習慣にすればなんでもできます。

まとめ

早起きしようと目覚ましをセットしたものの、なかなか起きることができずに二度寝をしてしまうことがよくあります。

起きた時には、「またやってしまった」と後悔の念を抱くのですが、翌日また同じことの繰り返しをしてしまいます。

早起きができていた学生時代は、バイトに行かなければならなかったので、強制的に起きることができていましたが、社会人になった今、出社時間に間に合えばOKなので、早起きできなくても問題ないのです。

この本を読んで、早起きができる人は特別なのではないことがわかりました。

みんな朝起きるのは面倒だとか辛いだとか思っているが、早起きの楽しみを見つけたり、強制的に起きるように予定を入れたりしているうちに、習慣化されています。

習慣化されてしまえば、仕事・勉強・お金儲けと様々な分野で絶大な効果を生み出すことができます。

明日から早起きをするために前日の夜に無理をしないところから始めてみたいと思います!

 

「朝4時起き」の超習慣術

「朝4時起き」の超習慣術

  • 作者:中島孝志
  • 出版社/メーカー: ゴマブックス株式会社
  • 発売日: 2014/05/03
  • メディア: Kindle版